Jリーグ退会危機…J3最下位のアスルクラロ沼津はゴン体制継続の方針、6月に補強へ!
中山雅史氏。(C)SAKANOWA
クラブが「アスルクラロ沼津を支えてくださる皆様へ」と題した声明を発表。
J3リーグのアスルクラロ沼津は5月7日、公式サイトで「アスルクラロ沼津を支えてくださる皆様へ」と題した声明を発表し、12節を終えていまだ1勝しか挙げられずJ3リーグ最下位に沈んでいるなか、中山雅史監督のもとでの体制を継続するとともに、6月1日にオープンする移籍ウインドーで補強を行う方針を示した。
声明は沼津の高島雄大社長の署名入りで、現状について「非常に厳しい状況が続いております。 日頃から多大なるご支援をいただいている皆様に、このような結果をご報告しなければならないことを、クラブとして非常に重く受け止めております」として、次のように謝罪する。
「毎試合、スタジアムや配信を通して熱い応援を送ってくださるファン・サポーターの皆様、変わらず力強いご支援をくださるパートナー企業の皆様、そして日々クラブのためにご尽力いただいている関係者の皆様、本来であれば、皆様の想いに結果でお応えしなければならないところ、このような現状となってしまっていること、心からお詫び申し上げます」
中山監督、チームスタッフ、強化担当とも協議を行ってきたなか、「現在の成績不振の要因を真摯に分析し、選手・スタッフ一同が一丸となって改善に取り組んでおります」ということだ。
そして補強について、「今シーズンは例年の7月に加え、6月にも特別移籍期間が設けられております(浦和レッズがクラブ・ワールドカップに出場するため)。この機会も最大限に活用し、長期離脱中の選手がいるなかで、必要な補強を進め、チーム力の底上げを図ってまいります」と、6月の新戦力獲得を目指す。
まず 5月18日のホームでのAC長野パルセイロとの一戦は、「再起を図る大切な試合です。この日を“反転攻勢”の起点とするべく、クラブ一丸となり全力で臨みます」と決意を示している。
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現在のレギュレーションでは、J3リーグからJFL(日本フットボールリーグ)に降格した場合、Jリーグから退会しなければならない。沼津は昨季10位と健闘しただけに十分に地力はあり、ここからの逆襲に期待したい!