【浦和】古巣・新潟から長倉幹樹が劇的同点弾「初ゴールは嬉しいけれど、この場所などを考えると嬉しくないです」。加入後初ゴールは低迷する古巣相手にビッグスワンで
浦和の長倉幹樹。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
次節はホームでのFC東京戦、歓喜を爆発させる得点を期待!
[J1 16節] 新潟 – 浦和/2025年5月11日14:08/デンカビッグスワンスタジアム
J1リーグ16節、浦和レッズはアウェーでのアルビレックス新潟戦、長谷川元希に先制点を決められたものの、 途中出場したFW長倉幹樹の起死回生のジャンプヘッドによる加入後初ゴールで追い付いてみせた。新潟はいまだ今季のホーム白星なし……その古巣への一撃に、長倉に笑みはなかった。
74分に新潟の持ち味と言える人数をかけた波状攻撃から、最後は長谷川がシュートを突き刺す。
浦和は直後の78分、元新潟の荻原拓也、長倉を投入。すると80分、荻原を起点に、安居海渡、松尾佑介を経由。右サイドバック石原広教のクロスに、長倉がジャンプヘッド! ジェイソン・ゲリアの背後で競り勝ち、ゴールネットを揺らした。新潟との古巣対決に燃える二人が絡んで劇的ゴールをもたらした。
ただし昨季まで新潟でプレーした長倉はゴールセレブレーションをせず笑顔を浮かべなかった。
長倉は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「引き分けに持ち込めて良かったです。(ビッグスワンでの浦和での初ゴールになったが?)初ゴールは嬉しいのですが、この場所などを考えると嬉しくないです。(自信になった?)これから自信につなげていきたいです。(今後へ)まずチーム内の競争に勝てるように頑張っていきたいです。勝てるように準備していきたいです」と、低迷する新潟相手のゴールに複雑な思いを口にした。
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その身体能力の高さを見せ付け、浦和の最前線でオプションになり得る可能性を示した。次節5月17日はホームでのFC東京戦。長倉が満面の笑みを浮かべ、喜ぶを爆発させるゴールを期待したい!