【浦和】クラブW杯前最後の一戦、スコルジャ監督が語る堅守・横浜FCの攻略ポイントとは?「我々より失点が少ないチーム。崩すためには…」
横浜FC戦へ抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKNAOWA
被ゴール期待値は対称的。
[J1 19節] 浦和 – 横浜FC/2025年6月1日16:00/埼玉スタジアム
J1リーグ19節、浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が5月30日、オンラインによる取材に応じて、6月1日のホームでの横浜FC戦に向けて抱負を語った。
浦和はこの試合のあと、アメリカで開催されるクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に向かう。チームは現在8勝7分5敗の勝点31で暫定5位。浦和が不在の間もJリーグは続くため、勝って一つでも上の順位にしておきたいところだ。
対する横浜FCは5勝4分9敗の勝点19で18位と低迷している。ただし失点数は浦和の19に対して横浜FCが18だ(得点は浦和が24、横浜FCが12)。
スコルジャ監督は「横浜FCは、我々より失点の少ないチームです。被ゴール期待値は、リーグで2位(16.4 / 5月29日更新時は3位に)。対戦するとチャンスの作りにくいチームです」
そして、次のように両チームの攻防を予想する。
「この試合は我々が押し込んで、相手が固い5枚の守備で守る展開になると思います。それをいかに崩すか。そのためにはタイミングよく裏へ抜ける動きとそことの連係がポイントになります。それにファイナルサードでのスピードも重要になります」
ちなみに、被ゴール期待値が最も高い……ワーストが浦和で数値は「27.4」だ。対称的と言え、連戦の疲労があるとはいえ浦和は畳みかけて徹底してゴールをこじ開けていく気迫が求められそうだ。
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指揮官は「ただの勝点3が懸かっているという一戦ではなく、しっかりハードワークしてチームスピリットを見せ、クラブW杯という難しい大会へ自信をつけたい。それができれば、良い雰囲気で臨めると思います」と必勝を期していた。