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【浦和】酒井宏樹が得点&負傷を語る「しっかり喜びたかった」「贅沢にも大伍さんがいるので」

FC東京戦のあと、オンラインによる取材に応じた酒井宏樹。協力:FC東京

「僕のミスから失点してしまい、その分、あの1点が本当に大きなものになった」

[J1 30節] FC東京 1-2 浦和/2021年9月25日15:00/味の素スタジアム

 浦和レッズの酒井宏樹がFC東京戦、2012年3月以来となるJ1リーグでのゴールを決めた。試合も浦和が今季初の逆転勝利で3ポイントを積み上げ、3位ヴィッセル神戸、4位名古屋グランパスと並ぶ勝点54とした。

 酒井が試合後のオンライン取材に応じて、勝利の喜びとともにケガの状態などを語った。

 浦和での初ゴールは、貴重な同点弾となった。浦和の背番号「2」は、「できればゴールのあとしっかり喜びたかったです。(VARの介入により)時間差があったので。でも、僕のミスから失点してしまい、その分、あの1点が本当に大きなものになり、振り出しに戻せて嬉しかったです」と喜びを噛み締めた。

 何より上位戦線にしっかり食い込んでいくことができた。

「自信を持ってみんながプレーできていて、若い選手が多いなか、みんな各ポジションをしっかり守りながら、臆することなく試合を進めて、いい結果につながっていると思います。無失点を続けていきたかったですが、でも勝つことがすべて、結果がすべて。自分の結果はもちろん、チームの勝利をしっかり積み重ねていきたいです」

 一方、ケガにより途中交代を余儀なくされた。担架で運ばれただけに心配されたが……。

「お尻の骨の近くの筋肉にアダイウトン選手のヒザが当たって、スプリントやジャンプがしづらくなってしまいました。ベンチを考えると、浦和には贅沢なことに(西)大伍さんがいるので、ベストコンディションではない僕がいるよりも、しっかり抑えてくれると、ちょっと考えて交代しました。(状態は?)大丈夫だと思います。そこは回復次第。骨や筋肉系のトラブルではないので、治り次第だと思います」

 そして日本代表でのW杯アジア最終予選を含めた今後に向けて聞かれると、「次まず神戸戦なので、そこだけをしっかり考えていきます。もちろん代表も大事で、そこを大きな目標ともしています。ただ、やはりチームでのパフォーマンスが大事なので、そこでしっかりやっていきたいと思います」と、次節10月2日のアウェーでのヴィッセル神戸戦へ意欲を燃やしていた。

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[文:サカノワ編集グループ]