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【鹿島】G大阪を下し首位折り返しも鬼木監督「いろんな部分で大きなケガにつながることが起きていたので、そこの悔しさしか残っていない」

鹿島の鬼木達監督。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

これまで全試合先発の安西幸輝が離脱か…。

[J1 19節] G大阪 0-1 鹿島/2025年5月31日18:03/パナソニック スタジアム 吹田

 J1リーグ19節、鹿島アントラーズがレオ・セアラのリーグ最多となる今季11ゴール目の決勝点を守り切り、ガンバ大阪に1-0の勝利を収めた。リーグ前半19試合を終えて、鹿島は2位・柏レイソルに6ポイント差をつけて首位で後半戦に突入する。

 鹿島の鬼木達監督は試合後のフラッシュインタビューで、「選手が良く頑張ったと。そういうゲームだと思います」と厳しい表情を崩さず語った。

 60分の4人一気に交代した“4枚替え”について問われると、指揮官は「いろんなアクシデントがあったので、非常に難しい状況でしたが、選手たちがよく頑張りました。本当に、いろんな部分で、大きなケガにつながることが起きていたので、今日はそこの悔しさしか残っていないかなと思っています」と顔を赤らめて話した。

 ボランチ二人を代えよとしていたなか、さらに安西幸輝がどうやらヒザを傷めて交代に。同じタイミングで、レオ・セアラも負傷によりピッチから退かざるを得なかった(ベンチでは戦況を見守った)。

 鬼木監督は「選手が頑張り続けたこと。今日のゲームもそうですが、それに尽きると思っています。(後半戦へ。ファン・サポーターの優勝への期待も高まるが?)それしか狙っていません。今選手たちのピッチでの頑張りが、もっともっといい形で反映されることを願います」と希望を口にした。

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 鹿島は13勝1分5敗で、勝点40に到達。2位柏レイソルとは6ポイント差に。6月11日に天皇杯でザスパ群馬と、14日にJ1リーグ20節でサンフレッチェ広島と、いずれもカシマスタジアムで対戦する。