【サッカー日本代表】遠藤航、最終ラインでも起用へ。森保監督が「不測の事態に備えたプランを考えていく」と示唆
日本代表の遠藤航。 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
リバプールでは今季4バックの全てのポジションでプレー。
[北中米W杯 アジア最終予選 グループC 第10戦] 日本代表 – インドネシア代表/2025年6月10日19:35/市立吹田スタジアム(大阪)
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の森保一監督が6月9日、10日の大阪・市立吹田スタジアムでの北中米W杯アジア最終予選を締めくくるインドネシア代表戦に向けた公式記者会見に、キャプテンの遠藤航とともに臨んだ。
その席で、指揮官はリバプールFCで今季4バックの全ポジションでプレーした遠藤について、今回日本代表でも最終ラインでプレーさせる可能性を示唆した。
この活動の中で、町田浩樹、渡辺剛、熊坂光希と3選手の負傷離脱が発表された。その点について問われた指揮官は次のように語った。
「選手たちがチームのため、日本のために全力を尽くしてくれたなか、ケガをして離脱してしまったことは非常に残念であり、起用している、全て組織しているなかで、ケガをさせてしまったことは非常に悔しい想いでいます。選手たちがスムーズに回復してもらうことを願い、再び思い切り充実したプレーをできるように、できる限りのサポートをしていきます。心を寄り添っていきたいと思います」
また指揮官は「ケガ人が出て、ポジションの人数としては手薄になったところはありますが、十分、スタメンと交代枠を含め、試合を戦っていけるだけの戦力はいると思っています」として、「ポジティブにチャレンジしてもらいたい」と期待する。
そして遠藤について、森保監督は「キャプテンは中盤も、ディフェンスラインも、時には前線でもプレーできます。これまでと違う起用かもしれませんが、複数のポジションをこなせる選手たちがいるので、不測の事態が起きた場合の次の手やプランを考えて、次の試合に臨みたいと思います」と語った。
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確かに、オプションとしての遠藤の最終ライン起用はむしろ必須の選択肢と言える。左ストッパー? リベロ? それとも4バック!? ……。ホームで3試合ぶりの白星を掴むため、遠藤の起用法にも注目が集まる。