【浦和L】WEリーグ史上 最も衝撃的な移籍に。塩越柚歩が女王ベレーザへ「私は愛と笑顔に溢れたレッズファミリーが大好きです」
浦和Lの塩越柚歩。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
浦和Lを解任された楠瀬氏が新監督に就任、連覇を目指す。
WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは6月16日、なでしこジャパン(日本女子代表)でもプレーしてきたMF塩越柚歩(Yuzuho SHIOKOSHI)が日テレ・東京ヴェルディベレーザに移籍すると発表した。
塩越は1997年11月1日生まれ、埼玉県川越市出身。166センチ・54キロ。これまでのキャリアは、川越高階イレブンス/川越女子ジュニアSC ― 浦和レッズジュニアユースレディース ― 浦和Lジュニアユース ― 浦和Lユース ― 浦和L(2016~)。
「三菱重工浦和レッズレディースを応援してくださる全ての皆さまへ 今シーズンを持ちましてチームを離れ、日テレ・東京ヴェルディベレーザに移籍することを決めました。ファン・サポーターの皆さん、急なご報告となり、直接ご挨拶できず申し訳なく思っています。
ジュニアユースに加入してから15年レッズで育ってきた私にとって、この決断は決して簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました。私をここまで大きくさせてくれたクラブにはとても感謝しています。そして、浦和のエンブレムを通して出会えた全ての方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
どんな時も後押ししてくれるファン・サポーターの皆さん、いつもご支援いただいているパートナー企業の皆さん、クラブに関わる全ての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして日本一のサポーターのみなさんの前でプレーできたことが本当に幸せでした。一緒に喜び合う瞬間、どんな時でも前を向かせてくれる瞬間、一瞬一瞬が最高で幸せな瞬間でした。
私は愛と笑顔に溢れたレッズファミリーが大好きです。
このクラブでプレーし、得たすべての経験は、私にとって大事な大事な宝物です。大きく成長した姿をお見せできるように新しい環境で頑張りたいと思います。レッズレディースに関わる全ての皆さま、本当にありがとうございました!」
2024-25シーズンの優勝を果たしたベレーザだが、松田岳夫監督が契約満了により退任し、セレッソ大阪ヤンマーレディース監督へ。2025-26シーズンから、昨季途中に浦和Lを突然解任された楠瀬直木氏の新監督就任が決まっていた。
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