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【浦和】クラブW杯、インテルはラウタロ先発予想も最大7人欠場。トルコ代表&ポーランド代表『10番』にフランス代表FWテュラム…

インテルは浦和戦、ラウタロ(左)が先発予想の一方、最大7選手が欠場に。. (Photo by Alex Pantling - FIFA/FIFA via Getty Images)

一方、191センチのU-21イタリア代表FWが復帰へ。

[クラブW杯 GS  E組 第2戦] 浦和 – インテル/2025年6月22日4:00(現地21日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)

 アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)Eグループ第2戦、J1リーグの浦和レッズが日本時間6月22日4時から、イタリア・セリエAのインテル・ミラノと対戦する。

 GS第1戦、浦和はアルゼンチン1部リーベル・プレートに松尾佑介がPK弾を決めたものの1-3で敗戦。一方、インテルはエースのラウタロ・マルティネスのゴールでメキシコ1部CFモンテレイと1-1で引き分けた。GS突破に向けて、両チームともにこの一戦で勝点3の獲得を目指す。

 インテルだが、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、複数の主力の欠場が決定的になっている。

 まずトルコ代表の10番をつけるMFハカン・チャルハノールはUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝で大腿部を負傷し回復に努めている。またイタリア代表のダビデ・フラッテシ、ウイングバックのオランダ代表デンゼル・ダンフリースはいずれも筋肉系のトラブルを抱えている。

 さらにポーランド代表の10番をつけたピオトル・ジエリンスキはふくらはぎを傷め、ドイツ代表DFヤン・アウレル・ビセックもCL決勝での負傷からリハビリ中である。

 この5人に加えて、イラン代表FWメフディ・タレミはイスラエルからの空爆の影響で渡航できずにいる。

 さらに『スカイ』は、フランス代表FWマルクス・テュラムはモンテレイ戦でハムストリングスを傷めたため、浦和戦の出場が危ぶまれている。ここで無理はさせない可能性が高い。

 インテルはグループステージ最終リーベル・プレート戦で負傷中のチャルハノール、フラッテシ、ダンフリースというチームの柱が復帰できる見込みだという。

 クラブが狙うのは優勝のみであり、そこから逆算し、この浦和戦ではタレントたちを“温存”させたい意向でもあるようだ。

 一方、191センチある期待の19歳のストライカー、U-21イタリア代表のフランチェスコ・ピーオ・エスポージトがケガから復帰し練習に参加。浦和戦ではメンバー入りすることが濃厚という。

 モンテレイ戦でゴールを決めているスーパーエースのアルゼンチン代表FWラウタロは、浦和戦でも先発が予想される。

 鈴木彩艶のいたパルマ・カルチョ1913を率いたあと、シモーネ・インザーギ監督の退任に伴いインテルの監督に就任。いきなりこのクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)を率いることになったクリスティアン・キヴ監督は、システムを3-5-2から3-4-2-1に変更するなどさっそく新たな試みをしている。

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 果たしてどのような布陣で来るのか。ギヴ監督が浦和相手にインテルでの公式戦1勝目を狙ってくる。