TOKIO国分太一問題 セクハラ、パワハラ、モラハラも!?「証拠があったはず」河西弁護士がズバリ解説

ユーチューブで専門家の視点から考察、「手堅いところから固めていき…」。

　複数回にわたるコンプライアンス違反があったとして、日本テレビの福田博之社長が6月20日に緊急の記者会見を行い、アイドルグループ「TOKIO」のメンバーである国分太一さんをレギュラー番組から即刻降板させることを決めたと発表した。さらに所属事務所も国分さんの無期限での活動休止を報告した。

　果たして、トラブルの具体的な事案とは一体なにか?

　福田社長は国分さんと関係者のプライバシーに配慮し、どのような領域の問題か言及しなかった。長年にわたり日テレに貢献してきた人物を突然降板させることになったという状況を、まず伝えるという形になった。

　そうしたなか、解説に定評のある河西邦剛弁護士が6月20日、ユーチューブ『河西ちゃんねる』でこの件に関する解説動画「【弁護士が解説】国分太一氏はセクハラ? パワハラ? 弁護士が答えを出します!」をアップした。

　国分さんを巡り、番組スタッフに猥褻な画像を送り、送り返すようにも求めていたというセクハラ疑惑、さらにスタッフに強く恫喝するなどのパワハラ疑惑が、いずれも一部で報じられた。そこで河西氏は「結論からいうと、セクハラでも、パワハラでもあり、場合によってはモラハラになってくる可能性もあるかと思います」として、その理由を語った。

　今回5月27日に福田社長がこの事実を知った時から、第三者の弁護士も介して話が一気に進み、国分さんも番組降板を容認したという。となると、その弁護士に対し、被害者的立場の人物から「話を聞くだけでなく、何かしらの客観的証拠……LINEやスクリーンショット、場合によって録音を確認したのではないかと思われます」と“証拠”が突き付けられたと予想する。

　弁護士からすると「手堅いところからまず立件していこう、と考えるのが一般的になっています」として、「セクハラ的なところから調査を進めていった可能性は十分あります」と見ていた。

「国分さんは事実関係をおおむね認めています。そうなると、客観的な行為の証拠をあてられて、否認できなかったからこそ、事実を認めている。つまり客観的証拠があった、物証があった可能性はかなり高いかなと思います」

　セクハラ的な行為から、パワハラ的な事象も把握され、さらには立場を利用したモラハラもあったのではないか。そのように一つの事実から一気に膨らんでいったのではないかと、弁護士の視点から考察していた。

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　河西氏は21日にもこの件に関する動画を同チャンネルで公開。いずれも専門家の視点とあって、多くの視聴者に見られている。