【鹿島3-2柏】メルスタ劇場、いきなりハラハラドキドキ色々起こりすぎた。松村優太のあきらない一撃で劇的勝利。レイソルは瀬川祐輔が起死回生の同点弾も、小屋松知哉PK失敗
鹿島の松村優太。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA
レオ・セアラ驚愕弾、植田直通は渾身ヘッド――。
[J1 24節] 鹿島 3–2 柏/2025年7月20日18:03/メルカリスタジアム
J1リーグ24節、鹿島アントラーズが劣勢を強いられながらも後半アディショナルタイムの松村優太のゴールで、柏レイソルに3-2の劇的勝利を収めてみせた。勝点で前節まで首位だった柏と「44」で並んだ。
開始5分、レオ・セアラが約40メートルのシュートを沈め、通算14点目となる“メルスタ”1号ゴールを記録。さらに39分、舩橋佑のFKに、この日の『男祭り』の主役である植田がジャンプヘッドで合わせて、リードを2点に広げる。
だが試合は柏ペースで進む。すると43分、鹿島の連係ミスを突いた小屋松知哉が決めて1点差とする。
後半も交代出場した柏の選手が躍動。76分、瀬川祐輔が鮮やかなシュートを突き刺して、ついに2-2の同点とする。
そこからはレイソルの一方的な展開に。そして84分、ハンドのファウルで柏がPKのチャンスを得る。
だが、先日の東アジアE-1選手権で日本代表デビューを果たしたGK早川友基が重圧をかけて、このキックを小屋松が失敗……。
それでも柏が攻め立てる。ところが決定機をことごとく外してしまう。
そして、もう試合終了かと思われた90+4分だった。早川のロングフィードが敵陣でタッチラインを割る。スローインから柏のミスキックを見逃さず、松村が奪う。そしてGK小島亨介をかわして、左足で決勝点を叩き込んでみせた。
松村はこれが鹿島復帰後、初ゴールに!
関連記事>>【鹿島】レオ・セアラが首位・柏から圧巻40メートル砲! メルカリスタジアム1号ゴールに
メルスタ劇場初戦、さっそく、様々なドラマが起きた。そのなかでホーム鹿島が3-2で勝利を収めてみせた。