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【移籍】遠藤航への影響は? リバプールが二人のCB獲得へ レオーニ「合意」、グエイにも接近

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

グエイは1年後、フリートランスファーで!?

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが移籍マーケット終盤、センターバック二人の獲得に動いている。

 ニューカッスル・ユナイテッドFCのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの補強オペレーションが注目を集めてきた。しかしプレシーズンを戦う中でリバプールの明らかな課題となって浮き彫りになったのが守備陣の手薄さだ。

 すると『スカイ』によると、リバプールはセンターバックの補強に動き、まず日本代表GK鈴木彩艶のチームメイトであったイタリア・セリエAのパルマ・カルチョ1913に所属する18歳の若手CBジョヴァンニ・レオーニ(Giovanni Leoni)の獲得へ、すでに合意に達したと報じた。昨季セリエAで17試合に出場していて、CBを主戦場に右サイドバックにもオプションで対応する、その将来性が評価されるタレントだ。近日中にも契約がまとまる可能性があるという。

 さらに同メディアでは、鎌田大地のチームメイトであるクリスタル・パレスFCのコートジボワール代表DFマルク・グエイ(Marc Guéhi)とも「口頭合意」に至ったと報じている。ただし、クラブ間交渉では、まだ「条件面で大きな開きがある」そうだ。

 そのため現状では、1年後、グエイが契約満了となったあと、フリートランスファーとなってリバプールに加わる可能性が高まっている。上位進出を目指すパレスが、戦力バランスの保持を優先するのか、移籍金獲得に動くのか……。加えて選手自身のモチベーションも影響するなかで判断を迫られる。

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 リバプールはグエイのように「経験のあるセンターバック」も欲している。その補強が成立するタイミングによっては、CBとボランチの控えである日本代表キャプテンの遠藤航(Wataru ENDO)の動向にも影響するだろうか!?