横浜or柏――天皇杯決勝でACL出場チームはどうなる?
来シーズンのACLに出場するのは、果たしてどんな4チームとなるのか。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
[天皇杯 決勝]セレッソ大阪 – 横浜F・マリノス/2018年1月1日/埼玉スタジアム
18年元日に開催される天皇杯決勝(14時40分、埼玉スタジアム)は、いずれも準決勝を延長戦の末に勝ち上がったセレッソ大阪と横浜F・マリノスが対戦する。
C大阪は12月23日の準決勝・ヴィッセル神戸戦で、90分に大森晃太郎に先制点を許したものの、アディショナルタイムの90+1分に水沼宏太の執念のゴールで追いつく。すると延長戦、柿谷曜一朗、ソウザの2ゴールで突き放し、3-1の勝利を収めた。一方、柏レイソルと対戦した横浜も、11分にハモン・ロペスに先制を許す苦しい展開から、68分に伊藤翔の一撃で同点に。そして118分、ウーゴ・オリベイラのゴールで決着をつけた。
2018年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)へのJリーグ勢の出場枠は「4」。すでにリーグ戦で優勝した川崎、2位鹿島、3位C大阪の参加が決定。さらに天皇杯の優勝チームにも出場権が与えられる。
横浜が4年ぶりの優勝を決めれば、自動的にACL出場権を獲得する。C大阪が勝った場合はすでに出場の権利を得ているため、Jリーグ4位の柏が出場権を得る。今季のACLは浦和レッズが10年ぶり2度目の優勝を果たしており、来季はJリーグ勢の2連覇なるかも焦点になる。
文・サカノワ編集グループ