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ACLで全チームと対戦した青木拓矢が最も強いと思ったのは?

ACLで全7チームと対戦した青木。最も強かったのは……。写真:徳原隆元 ACLで全7チームと対戦した青木。最も強かったのは……。写真:徳原隆元

14試合中13試合に出場。上海上港ではなく…。

[ACL 決勝 2nd-leg] 浦和レッズ 1-o アルヒラル

10年ぶりのACL制覇を成し遂げた浦和レッズの中で、貢献度が非常に高かったひとりに挙げられるのが青木拓矢だ。14戦中13試合でプレー。これは唯一全試合出場した槙野に続き、2番目に多い。

欠場したのは済州ユナイテッドとのアウェーでの1試合のみ。ただ劇的勝利を収めたホームの一戦には出場しており、つまり今大会、GSからすべてのチームと対戦したことになる。その中で、最も強いと感じたチームはどこか?

青木は「アルヒラルでした」と即答した。

「アルヒラルが強かったです。今年対戦してきたなかで、ずば抜けて強かった。(上海上港では?)一人ひとりの総合的なレベルは、アルヒラルのほうが高かった。あまりJリーグで対戦するチームのなかにはないです、個人があそこまでレベルの高く揃ったチームは。今日は抑えることができたところもあったけど、ずっと強さを感じていました」

青木はそのように語った。「様々なチームとやって、フッキとオスカルの強さと巧さも体感できて、今回、総合力の高いアルヒラルとも対戦できて、良い経験になりました」と、自身の進化につなげていた。

クラブワールドカップではさらに高いレベルのチームと対戦できるのか――レアル・マドリーとの対峙もあり得る――。「そうですね、楽しみにしています。そのためにもまず1試合勝ちたいです」と、青木は嬉しそうに語った。

取材・文:塚越 始

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