小林悠、昌子源の代表初ゴールで日本が2連勝。16日に韓国と決戦へ
2試合連続でキャプテンマークを巻いた昌子が、88分に無回転ミドルを突き刺す!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
最後にPKで1失点したが、2-1で逃げ切る。大島僚太が30分で負傷交代に…。
[東アジアE-1選手権]日本 2-1 中国/2017年12月12日/味の素スタジアム
日本が小林悠と昌子源の代表初ゴールで中国に2-1の勝利を収め、勝点を6に伸ばして首位に立った。勝点4で2位の韓国と16日に優勝を懸けて味の素スタジアムで対戦する。
マルチェロ・リッピ監督率いる若手主体の中国に対し、日本は序盤から主導権を握るものの、なかなか決定機を作れない。30分には大島僚太が足を傷めて交代するアクシデントが起きた。
後半に入ると、一時、中国に攻め込まれた場面もあったが、ここでA代表デビューの三浦弦太、主将の昌子源、GK東口順昭を中心とした守備陣が踏ん張る。すると75分に交代出場した川又堅碁が前線で身体を張ってボールを収め、前線を活性化。すると84分、その川又の突破からパスのこぼれ球を、小林が左足で流し込み先制。さらに88分には、昌子の無回転ミドルが決まり、リードを2-0に広げた。
試合終了間際にPKで1点を返されたものの、日本が2-1で勝利。第1戦に続き、試合終盤に力を発揮して相手を振り切った。ハリルホジッチ監督は「美しい勝利。チャンスを作れていただけに、もっとゴールを決められたかもしれないが、素晴らしいプレーを見せてくれた選手たちをたたえたい」と喜んだ。