【日本代表】遠藤航が目指すブンデスリーガ「デュエル勝利数1位」。数値化がモチベーションに

トレーニングする日本代表の遠藤航。写真:日本サッカー協会/(C)JFA

シュツットガルト指揮官が不可欠な戦力に挙げ、元ドイツ代表マリオ・ゴメスも絶賛する理由。

 約1年ぶりの活動を行う日本代表は5月9日、カメルーン代表と対戦する。日本時間21時キックオフ(現地14時)で、日本テレビ系列で生中継される。13日にはコートジボワール代表戦が組まれている。

 日本代表の中心選手に定着してきた遠藤航は2020-21シーズン、VfBシュツットガルトの一員として、自身初のブンデスリーガ1部の舞台で挑戦している。

 ブンデスリーガ公式サイトでは試合ごとに、様々な個人スタッツが紹介されている。その中で「デュエル勝利数」の項目があり、昨季のブンデス2部リーグ時代、遠藤はほとんどの試合でチーム1位を記録していた(加えて「走行距離」も)。

 昨季途中から就任してチームを1部に導いたアメリカ人のペッレグリーノ・マタラッツォ監督は、遠藤を不可欠な戦力であると語ってきた。昨季限りで引退した元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスも遠藤のハードワークぶりを絶賛していた。その理由がはっきりと分かるデータでもある。

 今季の遠藤の「デュエル勝利数」は、開幕のSCフライブルク戦(●2-3)「18回」、2節のMSVマインツ05戦(〇4-1)「15回」と、いずれもチーム1位(走行距離も)だった。

 そのあたりのデータは遠藤はチェックしている、あるいは気にしているのか? 日本サッカー協会(JFA)が10月7日に設けたオンラインによるメディア対応で質問すると、27歳の守備のスペシャリストは次のように答えた。

「はい。ブンデスリーガの中盤で戦っていくのであれば、そこの勝率は上げていかなければいけないと思っています。守備的なボランチとしてドイツで戦う上で、その数字は求めてやっていきたい。ある意味、ブンデスリーガはそういった『ツバイ・カンプフ(1対1)勝率』『デュエル指数』が数値されるので励みになり、そこで評価がガラっと変わってくると思っています。その勝利数は、ブンデスリーガでの1位を目指してやっていきたいです」

 2部から1部に上がったことで、対峙する選手のレベルも上がった。ただ昨季1年間、2部で地に足をつけて研鑽を積めたことで、1部へのステップアップにも対応できているという。

「ずっと僕が求めていた環境です。非常に楽しみにしていた舞台で、とても楽しみながらプレーできています」

 湘南ベルマーレ、浦和レッズを経て、ベルギーのVVVシント=トロイデンからドイツに渡った。気付けばプロ通算10年目。目の前にいる相手と戦い続けてパワーアップを遂げた遠藤が、日本代表でどのようなプレーを見せるのか。期待して良さそうだ。

久保建英らとトレーニングする遠藤航。写真:日本サッカー協会/(C)JFA
ランニングする日本代表の選手たち。写真:日本サッカー協会/(C)JFA

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[取材・文:塚越始]

Posted by 塚越始

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