【日本代表 採点&寸評】遠藤航に最高点、決勝PK南野拓実は及第点。久保建英ら全体的に低めに
【MAN OF THE MATCH(MOM)】遠藤航(日本代表)
パナマ代表に1-0勝利。数的優位に立ったこともあるが、途中出場の浅野、鎌田は非凡さを発揮。
[国際親善試合] 日本代表 1–0 パナマ代表/2021年11月13日/オーストリア・グラーツ
【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。
※採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
▽先発
GK
12 権田修一 3
楢崎正剛氏と並ぶ7試合連続の無失点。ただ「枠内シュートは数えるほど。自分だけの力ではない」と謙遜。
DF
2 植田直通 2
先発抜擢。守備面では及第点だが、3バック時に要求されるビルドアップの面で貢献できず。
先発抜擢。守備面では及第点だが、3バック時に要求されるビルドアップの面で貢献できず。
22 吉田麻也 3
最終ラインの人数が“余る”状況時、全体が見える立場として、適時修正を図りたい。
20 板倉 滉 2
本来ビルドアップの起点になりたかったが、同サイドのウイングバックに入った長友が引いて対応することが多くダブついた。
MF
3 室屋 成 2 (▼82分)
戸惑いが感じられた。サイドを走り切ったり、クロスを上げきったり、好調時のように一つのプレーを最後までやり切りたかった。
5 長友佑都 2(▼58分)
左サイドは最後まで噛み合わず。マークを明確にできず、シャドーもサイドの守備に追われるなど渋滞と停滞を招いた。
7 柴崎 岳 2(▼82分)
中央で危険なミスパスをするなど精細を欠く。求められた局面を変えるプレーを見せられなかった。良いとも悪いとも言えないが、そういった良くはないパフォーマンスが続いている。
中央で危険なミスパスをするなど精細を欠く。求められた局面を変えるプレーを見せられなかった。良いとも悪いとも言えないが、そういった良くはないパフォーマンスが続いている。
13 橋本拳人 2(▼HT)
開始早々に決定的なヘディングシュートを放つ。柴崎とともに下がってボールを受けて仕事をしようとしてバランスが悪く、前半で交代に。
17 久保建英 2(▼72分)
遠藤の縦パスを受け、素早くスルーパスを放って決勝点となるPKを獲得。ただ、見せ場は限られた。もっと魅せられる。
25 三好康児 2
久保とポジション交換しながらリズムを作ろうと試みた。途中から消えてしまう時間も増えた。
FW
久保とポジション交換しながらリズムを作ろうと試みた。途中から消えてしまう時間も増えた。
FW
10 南野拓実 3(▼72分)
PKで決勝ゴールをゲット。しかしボールを収めきれず、厚みのある攻撃を作れなかった。
PKで決勝ゴールをゲット。しかしボールを収めきれず、厚みのある攻撃を作れなかった。
▽交代出場
MF
6 遠藤 航 5(△HT)[MAN OF THE MATCH]
6 遠藤 航 5(△HT)[MAN OF THE MATCH]
デュエルに勝つのみならず、効果的な縦パスから攻撃面でアクセントを与え、久保につなぎ決勝点につながるPKも演出。水を汲んで、運んで、みんなに飲ませるぐらい一人で仕事をしていた。
MF
8 原口元気 3(△58分)
投入後、前からハメることが徹底されて決勝点が生まれた。守備に回った際が課題に。
投入後、前からハメることが徹底されて決勝点が生まれた。守備に回った際が課題に。
MF
9 鎌田大地 3(△72分)
相手に退場者が出たこともあったとはいえ、相手の勢いをかわし、その反動も生かして前線に迫力をもたらした。
9 鎌田大地 3(△72分)
相手に退場者が出たこともあったとはいえ、相手の勢いをかわし、その反動も生かして前線に迫力をもたらした。
FW
18 浅野拓磨 3(△72分)
飛び出したGKと接触してヒヤリとしたがプレー続行。相手GKは退場処分に。
18 浅野拓磨 3(△72分)
飛び出したGKと接触してヒヤリとしたがプレー続行。相手GKは退場処分に。
MF
4 中山雄太 ―(△82分)
遠藤を前へ出す形で、バランスを保った。
4 中山雄太 ―(△82分)
遠藤を前へ出す形で、バランスを保った。
DF
19 酒井宏樹 ―(△82分)
最後のカードで投入されて無失点で締めた。
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[文:サカノワ編集グループ]