【日本代表】重圧なし!南野拓実がPKについて明かす「チャンスあれば蹴りたい」
パナマ代表戦でPKを決めた日本代表の南野拓実。(C)JFA/写真:日本サッカー協会
6年前のU-19アジア選手権での失敗は「全くトラウマになっていない」。
日本代表のMF南野拓実が11月15日、オンラインによる取材に応じてPKによる決勝ゴールを決めたパナマ代表戦を振り返るとともに、17日(日本時間18日5時)のメキシコ代表戦に向けて抱負を語った。
パナマ戦では久保建英のスルーパスに反応し、背後を突く動き出しから相手GKにチャージされてPKを獲得。南野自身がこれをねじ伏せて1-0の勝利に導いた。
今回はGKが横っ飛びしたなか、ゴール正面に蹴り込んでみせた。これまで所属先のリバプールFCでも2本のPKを決めている。
PKについて、どのようにキックを決めているのか? その質問に日本の10番を今年はつける南野は、「蹴る前に(どこへ蹴るのか)決めるのではなく、ボールを置いた瞬間、その雰囲気や感覚で決めています」と明かした。
一方、2014年のU-19アジア選手権では自らのPKミスもあって北朝鮮戦を落とし、U-20ワールドカップへの出場権獲得を逃している。その話を振られると南野は、「結構前のことですし、それがトラウマには全くなっていません。むしろ、PKのチャンスがあれば蹴りたいと思っています」と語った。アタッカーにとって“見せ場”で、PKは望むところであるということだ。
メキシコ戦は、南野にとっても楽しみな一戦になる。
「(韓国代表戦について)試合は見ていました。1-1から3-1にする時間が短く、相手が緩んだ時にチャンスをモノにするしたたかさがあり、ゴール前に勝負強い選手が揃っていると感じました。ビルドアップのパスの精度が高く、自信を持って攻めている印象を受けました。日本代表にとって、すごく重要な一戦になると思います」
自身にとってはリバプールでの反撃にもつなぐ、2試合連続のゴールを決めたい――。
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[文:サカノワ編集グループ]