【なでしこ】100試合達成の長谷川唯へ「一緒に写真を」フィリピン代表選手、試合後のピッチに咲いた光景
フィリピン代表戦で100試合出場を達成、ファンとのセルフィーに応じるなでしこジャパンのキャプテン長谷川唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
来年の女子W杯出場権を獲得、準決勝は日韓戦
[女子アジア杯 準々決勝] 日本女子代表 7-0 フィリピン女子代表/2026年3月15日14:00(日本時間)/スタジアム・オーストラリア
AFC豪州女子アジアカップ準々決勝、なでしこジャパン(日本女子代表)はフィリピン女子代表に7-0の勝利を収め、2027年に開催されるFIFAブラジル女子ワールドカップ(女子W杯)の出場権を獲得した。
ニルス・ニールセン監督のもとキャプテンに指名された29歳の長谷川唯(マンチェスター・シティ)は、なでしこジャパン通算100試合目の節目で、世界への切符をつかんだ。
「20歳で代表に入り、途中にケガはありましたけど、ほとんどの合宿に来ていて、(100試合出場達成に)代表は試合数が少ないんだなって改めて感じました(笑)。誰でも達成できることではないので光栄です」
ベトナム代表戦で一足早く100試合を達成していた田中美南(ユタ・ロイヤルズ)よりもかなり多めのウォーターシャワーを仲間から受け、その偉業を祝福された。
このフィリピン戦のあと、長谷川が女子サッカー界でどのような存在なのかを象徴する場面にも遭遇した。
ロッカールームへ戻る直前、長谷川はスタンド最前列に集まった観客へサインやセルフィーなどに笑顔で応じていた。その姿を少し離れた場所から眺めていたのが、先ほどまでピッチで戦っていたカワート、マーキーらフィリピン代表の3選手だった。
試合中は長谷川が組み立てる日本の攻撃に真っ向から立ち向かっていた彼女たちだが、その眼差しは憧憬に満ち、一ファンのような表情を浮かべているのが微笑ましかった。
「一緒に写真を撮ってもらえますか?」
そう声をかけられた長谷川は、もちろんと笑顔で応じていた。
「ワールドカップで結果を出すというのは自分の目標でもあります。そういう意味では、(出場権獲得は)通過点。このチームはなかなか結果が出ない時期もあって、まだ目指している(チームの形への)途中なので、この大会でしっかり優勝して次につなげたいです」
このフィリピン戦までは自陣を固める相手をこじ開け続ける展開が続いたが、準決勝では一転して激しい勝負になる可能性が高い。18日(18:00~)に対戦する韓国は開催国オーストラリアを抑えてグループAを首位通過してきた勢いがある。
日本は優勝するためにこの地に来ている。
アジアの頂点まで、あと二つ。長谷川を中心に、なでしこジャパンがアジアの先、世界一を見据えて突き進む――。
Photos and text by Noriko HAYAKUSA

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