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【日本代表】鎌田大地が今夏ラツィオ退団を決断か。移籍先にボルシアMG、クリスタルパレスなど浮上

鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

すでにクラブへ意向を伝えた模様。古巣フランクフルトも候補!? 1年前にはドルトムントが破格オファーを提示したが…。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)にコンスタントに選出されてきた鎌田大地が今季2023-24シーズン終了後、所属するイタリア・セリエAのラツィオSSを退団することを決断したという。鎌田は1年契約プラス3年間の延長オプションが付帯されていたが、このオプションを行使しないことを、すでにクラブへ伝えた模様だという。イタリアメディア『カルチョ・メルカート』が3月10日に報じた。

 鎌田は昨年夏、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトからフリートランスファーとなってラツィオに加入。しかし、コミュニケーションがより大切にされるカルチョの世界で、戦術家マウリツィオ・サッリ監督のもと、なかなか信頼を得られなかった。今季これまでリーグ18試合(スタメン8試合)・1得点・1アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)7試合(スタメン3試合)に出場。もしかすると何かしらの事情があったのかもしれないが、アジアカップの日本代表からも外れた。

 そうしたなか同メディアは『コッリエーレ・デッロ・スポルト』の情報をもとに、鎌田は今夏で退団する意向をすでにクラブに伝えたと報じている。また、ドイツへの復帰が可能性として挙がっているとも伝える。

 このトップ下について、これまで日本代表のチームメイトである板倉滉の所属するボルシア・メンヒェングラートバッハが獲得を検討していると噂されてきた。また、フランクフルト時代の指揮官だったオリバー・グラスナー監督の就任したイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスFCも候補に浮上しているとされる。加えて、可能性は低そうだが、条件を下げることになれば、フランクフルト復帰も選択肢にはあるか!?

 鎌田自身は、CLで優勝できるチームでプレーすることを目標に掲げてきた。今年で28歳になるだけに、その可能性のあるクラブをまず目指すこともあり得る。

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 1年前にはボルシア・ドルトムントが破格の条件を提示。一時は合意に達したとも言われたが、結局「ドイツ以外」が優先された。ドルトムントは2025年のクラブW杯の出場権も獲得している。もしも今度こそ相思相愛になれればとても楽しみだが……果たして!?

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