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浦和レッズレディースがなでしこリーグ優勝!猶本光、安藤梢…計5ゴールで愛媛に大勝

浦和Lの猶本光(8番)。(10月17日の仙台戦より)写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

6年ぶり1部リーグ通算4度目。来年WEリーグ参入。

[なでしこ 16節] 浦和L 5-1 愛媛L /2020年11月8日/浦和駒場スタジアム

 なでしこリーグ16節、浦和レッズレディースが愛媛FCレディースに、長船加奈、塩越柚歩、水谷有希、猶本光、安藤梢のゴールで5-1の勝利を収め、6年ぶりのリーグ制覇を決めた。2年目の森栄次監督のもと、1部リーグ通算4度目、なでしこリーグとしては3度目の優勝。2015年の2部制になってからは初めての“日本一”だ。

 なでしこジャパン(日本女子代表)にも選ばれるエースストライカーの菅澤優衣香が負傷明けとあって、今回はベンチスタートに。そして10番をつける安藤梢が先発を果たす。

 立ち上がりからホームチームが攻め、9分に猶本光のコーナーキックの流れから長船加奈が先制に成功する。さらに22分、塩越柚歩が強烈な左足のショットを叩き込み、リードを広げる。

 36分には水谷有希が自ら得たPKを冷静に決めて、チーム3点目。その後、CKから上野真実に1点を返されたものの、43分、猶本が技ありのミドル弾を流し込み、前半のみで4ゴールを奪ってみせた。

 浦和Lの勢いは後半に入っても止まらない。敵陣で試合を進め、水谷らが決定機を作っていく。

 すると63分、さいたまレイナス時代の2002年から戦い04年の初優勝を知り、17年にドイツから復帰した「10番」安藤が、ショートカウンターから花を添える鮮やかなシュートを突き刺す。

 試合終盤にはリーグ1位16ゴールを決めている菅澤、高橋はな、長嶋玲奈を投入。盤石の試合運びを見せる。

 結果、駒場に足を運んだ3899人の観衆を前に、浦和Lが5-1で勝利! 今季リーグ通算13勝1分2敗で勝点40に伸ばし、あと2試合を残して、2位以下が逆転できないため、2020シーズンの優勝が確定した。一方、愛媛Lは3勝2分11敗で最下位の10位のまま。

 浦和Lは2021年、日本初のプロ女子サッカーリーグとなるWEリーグに参入する。

浦和Lの塩越柚歩。(10月17日の仙台戦より)写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

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[文:サカノワ編集グループ]

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