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浦和レディース優勝で阿部勇樹がしみじみ「ホームでの優勝は最高だね」

2017年に埼スタでACL優勝を果たした際、トロフィーを掲げる浦和の阿部勇樹(22番)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

来季からWEリーグ参入、節目のなでしこリーグ制覇!

[なでしこ 16節] 浦和L 5-1 愛媛L /2020年11月8日/浦和駒場スタジアム

 なでしこリーグ16節、浦和レッズレディースが愛媛FCレディースに5-1の勝利を収め、6年ぶりのリーグ制覇を決めた。

 2年目の森栄次監督のもと、この試合に勝てば優勝が決まる浦和Lは、長船加奈、塩越柚歩、水谷有希、猶本光、そしてこのチームの歴史を最も知る一人である安藤梢と、タレント5人がゴールを決めて、しかもホームで勝利を飾る最高の1日となった。

 すると、浦和レッズトップチームの最年長、39歳の元日本代表MF阿部勇樹が愛媛戦のあと、自身のツイッター(@daikichi22abe)で、「浦和レッズレディースのみなさん優勝おめでとう」と祝福した。

 これを受けて、現在リーグ最多16得点を決めている得点女王目前の菅澤優衣香(@GaaaSuuu09)が「阿部さん…ありがとうございます」と感謝の言葉を贈る。これに対して阿部は「ホームでの優勝は最高だね」「本当におめでとう」とメッセージを送り、しみじみファミリーの一人として喜びを噛み締めている。

 浦和を支えてきた阿部自身は、今季ケガもあってこれまで公式戦の出場機会を得られずにいる。過密日程とあって、一気に目まぐるしく試合もこなされていく。チャンスを虎視眈々と狙うチームメイトももちろん負けていない。

 そうしたなかで、Jリーグを代表するミッドフィルダーは、浦和レディースの優勝に触発されていたようだ。いったい、何を思うのか。

 この日の駒場には、3899人が来場した。浦和Lはそのなかで5ゴールの大勝を収め、リーグ通算13勝1分2敗で勝点40に伸ばし、2試合を残して2020シーズンの優勝を確定させた。

 チームは2021年、日本初のプロ女子サッカーリーグとなるWEリーグに参入する。

注目記事:浦和レッズレディースがなでしこリーグ優勝!猶本光、安藤梢…計5ゴールで愛媛に大勝

[文:サカノワ編集グループ]