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【WEリーグ杯決勝】浦和Lは好調な石川璃音、佐々木繭がキーパーソンに!ベレーザも岩崎心南、野田にな…U-20組が台頭

島田芽依(15番)が嬉しい浦和Lでの初ゴール!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

西が丘で16時キックオフ。

[WEリーグ杯 決勝] 浦和L – ベレーザ/2022年10月1日16:00/味の素フィールド西が丘 

 初のWEリーグカップ決勝、三菱重工浦和レッズレディース対日テレ・東京ヴェルディベレーザの一戦が10月1日、味の素フィールド西が丘で開催される。 

 浦和Lはグループステージを3勝2分の無敗で突破。楠瀬直木監督は多くの若手選手を起用し、また複数のポジションを経験させて、リーグ戦に向けたテストにもあてた。

 準決勝のASエルフェン埼玉戦では、女子U-20女子ワールドカップ準優勝メンバーの島田芽依と石川璃音が揃ってゴールを奪取。楠瀬監督は昨年なかなか決められずにいた島田のゴールに「嬉しかったですね。僕もウルウルきちゃいそうでした」と頬を緩めた。

 島田は「この前半がラストチャンスかなと。ホッとしました」と語った。世界で戦った自信を胸に、この決勝でもキーパーソンになりそうだ。

 さらに佐々木繭のパフォーマンスも光った。本来は左サイドバックだが、ボランチでプレー。弾丸シュートは何度もゴールの匂いを放ったものの決まらず、「うーん、入ってほしかった!」と本人も苦笑いを浮かべた。

「自分のプレーをやればいいのに、ボランチに入るとパスを通したいという欲が出てしまいました」

 そう悔やんだ佐々木だが、中盤で相手の特長であるショートカウンターをシャットアウト。後半は右サイドバック、左サイドバックとその位置を次々に変え、対応力の高さを見せた。

 決勝ではどのポジションでプレーするのか? どこからでもゴールを狙うという。

 対するベレーザは、キャプテンだった清水梨紗がウェストハム・ユナイテッドに移籍したとはいえ、岩崎心南、野田にな、藤野あおば、山本柚月とU-20世代がレギュラーを狙うまで成長。新たなタレントが次々と育ってきている。

 WEリーグは10月22日に開幕を迎える。このファイナルはその前哨戦として、重要な一戦となる。しかも、なでしこジャパンの選手も数多くいるライバル同士の対戦。WEリーグカップ決勝は16時、味の素フィールド西が丘でキックオフを迎える。

[取材・文:早草紀子]

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Posted by 早草紀子

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