【WEリーグ開幕】浦和×長野、23日 埼スタ初陣! 猶本光「縦の速い攻撃に気を付けたい」、肝付萌「どんどんチャレンジ」
健闘を称えあった浦和L猶本光(左)と長野L肝付萌(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
22日はベレーザ×新潟Lなど2カード。
[WEリーグ 1節] 浦和L – AC長野L / 2022年10月23日14:00/埼玉スタジアム
WEリーグは10月22日・23日、2022-23シーズンの開幕を迎える。来夏には女子ワールドカップが開催されるなか、競技力アップはもちろん、2年目を迎えるリーグはより多くの人たちの関心を引き出すことが一つのテーマとなる。
23日には埼玉スタジアムで三菱重工浦和レッズレディース対AC長野パルセイロ・レディース戦が組まれている。17日に行われたキックオフカンファレンスに参加した猶本光と肝付萌は、次のように決意を示した。
※本文下部に開幕全カード!
――カップ戦を制した浦和は、勢いをリーグ戦につなげたいと思う。意気込みを!
猶本「カップ戦は色々な選手が出場し、チーム全員で粘り強い戦いを積み重ねて優勝につながりました。大宮戦ではラスト3分で2点を獲って追いついたり、ベレーザ戦でも終盤に追い付けたり、そういう勝負強さはいい成功体験になりました。目標はもちろんリーグ優勝です」
――お互いどんな印象を?
肝付「浦和は個の技術、それにチームとしてもレベルが高いです。自分たちは100パーセントの力を出さないと敵わないので、どれだけ試合に出せるか。リスペクトはしつつ、どんどんチャレンジしていきたいです」
猶本「長野の印象は、縦の速い攻撃。トップスピードで技術を発揮されると本当に難しいので、私たちはそこにしっかり対応して勝ちたいです」
――埼玉スタジアムでの対戦について。
猶本「昨年の仙台戦以来ですね。3連敗後、負のサイクルから脱出したいと思っていたところ3-1で勝てました。レッズらしい連係から点が入りチームも良くなっていったという、いい印象があります」
肝付「すごく楽しみな気持ちが大きくて、なかなか埼玉スタジアムでサッカーができません。しっかり雰囲気を噛み締めつつ、自分にできるプレーを最大限に発揮したいです」
――気を付けたいポイントは?
肝付「浦和はシュートの技術が高く、距離があっても決めきれる選手が多くいます。少しでもシュートチャンスを与えてしまったらゴールになってしまうので、早く寄せてプレーを制限できるように、心掛けてやっていきたいです」
――では猶本選手のミドルやフリーキックが鍵を握りそうですね。
猶本「はい。そこはまあまあ……(笑)。頑張ります!」
――肝付選手に。田代久美子監督に代わって一番の変化は?
肝付「大きく変わったのは、より精度にこだわるところ。昨年の小笠原監督からしっかり引き継がれ、今年は精度。田代監督は大学の監督をずっとされていたので基本技術を一からやり直しているので、そこは大きく変わったところです」
――開幕戦の位置づけは?
猶本「開幕戦でいいスタートを切るのは大事ですけど、昨年はそこから3連敗しています(苦笑)。1試合、1試合が大事になっていきます」
肝付「私も猶本選手と同じ考えで開幕戦は気持ちが高まったり、楽しみな気持ちもありますが、目の前で全力を出し切ることが選手として一番大事だと思います。1試合、1試合しっかり自分のできることをやっていきたいと思います」
◆開幕カード◆
▼10/22(土)
13:00
マイナビ仙台レディース vs ちふれASエルフェン埼玉
ユアテックスタジアム仙台
14:00
日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs アルビレックス新潟レディース
味の素フィールド西が丘
▼10/23(日)
13:00
INAC神戸レオネッサ vs 大宮アルディージャVENTUS
ノエビアスタジアム神戸
14:00
三菱重工浦和レッズレディース vs AC長野パルセイロ・レディース
埼玉スタジアム
14:00
サンフレッチェ広島レジーナ vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
広島広域公園第一球技場
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