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【日本女子代表】小林里歌子、浜野まいかが決定機。しかしミスパスから失点、ブラジルに0-1…なでしこ敗れる

清水梨紗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

強豪3か国と対戦する「シービリーブスカップ」、遠藤純のウイングバック機能。20日アメリカ、23日カナダと対戦。

[シービリーブスカップ] 日本代表 0-1 ブラジル代表/2023年2月16日16:00(日本時間17日6:00)/オーランド・シティ・スタジアム

 今夏のオーストラリア・ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を前にした上位4か国による「SHE BELIEVES CUP」、日本女子代表(なでしこジャパン)がブラジル女子代表に0-1で敗れた。このあとアメリカ代表、カナダ代表と対戦する。

 FIFAランキングは日本11位、アメリカ1位、カナダ6位、そしてブラジル9位。

 なでしこジャパンは、ブラジル相手に3-4-2-1(5-4-1)のシステムを採用し、最前線には植木理子が入った。そして地上戦主体にパスを活用してスペースを攻略しながら、左の遠藤純、右の清水梨紗とウイングバックが随所で前線と絡んでチャンスを作り出していった。

 しかし選手を入れ替えていった後半の72分、右ストッパー三宅史織のパスを奪われると、そこから奪い切れず。途中出場したブラジルの「10番」マルタのクロスからデビーニャに決められてしまう。

 そこから反撃した日本は、小林里香歌子が二度ビッグチャンスを迎える。しかしGKが態勢を崩したなか、シュートは枠を捉え切れず。また、浜野まいかも2回決定機を作った。が、強烈なショットは惜しくもクロスバーに阻まれた。

 遠藤のウイングバックがハマってきたのはプラス材料に。ただフィニッシュに向かう局面で、周りの選手とイメージを共有できずにいた。そこがさらに改善されると、日本の左サイドからの攻撃の脅威が一段と増しそうだ。

 またフィジカル強度では後手を踏むなか、パスによる打開も多く見せられた。それだけに、“結果=ゴール”が欲しかった。

 日本はこのあと日本時間20日5時30分からアメリカ代表、23日6時からカナダ代表と対戦する。

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