×

【日本女子代表】田中美南“ミナゾーン”からザンビア攻略だ!なでしこジャパン女子W杯初戦へ

ザンビア戦前日練習でのなでしこジャパン田中美南。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スピードスター、バンダへの経路を断てるか――。

[女子W杯 GS1節] 日本 – ザンビア/2023年7月22日16:00(現地19:00)/ワイカト・スタジアム

 FIFA女子ワールドカップ(W杯)グループステージ(GS)1節、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が7月22日、ザンビア女子代表と対戦する。

 なでしこジャパンは前日21日、ベースキャンプのあるクライストチャーチからハミルトンにチャーター機で移動。舞台となるワイカトスタジアムのピッチコンディションを確認したあと、ハミルトン市内のトレーニング場で最終調整を行った。

 強風が吹き込むスタジアムに、選手たちは「風によるリスクも考慮しないといけない」と口にしていた。芝に関しては、すでに現地入りしてから、現地の気候で育つピッチ環境に対応できているという。

 なでしこの選手たちが“そのスピード”を警戒しているのが、ザンビアのエースであるバーブラ・バンダだ。東京オリンピックで二度のハットトリック達成で世界を驚かせた彼女は、このW杯直前、世界ランク2位のドイツとの親善試合でも2ゴールを決めている。女子サッカー界屈指の今大会注目のスピードスターである。

 ザンビアはFIFAランキング77位で、日本の11位より下位であるが、その実力は数字とは異なると言える。間違いなく難敵だ。

 ポイントは、バンダへの配球を封じること。そこでカギを握るのが田中美南だ。

 田中は覚悟を持って臨もうとしている。

「(バンダのみならず)中盤の10番(グレース・チャンダ)が上手い選手。前を向かれたら追いつけなくなる」

 チャンダへの最終ラインからの経路を断つ。そのためには最前線に入る予定の田中のプレスは必須になる。

 とはいえ勝利のためにはゴールも重要になる。

 FWとしてその意識は持ちつつ、初戦は勝利にこだわる。

「押し込む時間帯はあると思うので、そこで決め切ることが重要。もちろん常にゴールは狙っていますが、前半から走り切って、守り切って、次の選手にバトンタッチできるようにしたい。

 今年に入り、ベレーザ時代のチームメイトでもある長谷川唯との連係がより研ぎ澄まされてきた。ハーフスペースの“ミナゾーン”を攻略し、日本に勝利をもたらすゴールを決めたい。

 ワールドカップ初出場の選手も多いだけに、初戦で勝利を掴めば、なでしこが歓喜とともに上昇気流に乗れるはずだ。

Posted by 早草紀子

Ads

Ads