リバプール南野拓実、初ゴールを狙え!アーセナルと対峙へ
南野拓実(日本代表)。写真:徳原隆元/(C)Takashi UEGISHI
リーグはあと3試合。チームの勝利に貢献し、プレミア記録樹立なるか。
[プレミアリーグ 36節]アーセナル-リバプール/2020年7月15日(日本時間16日4:15)/エミレーツ・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ首位のリバプールFCがアウェーでアーセナルFCと対戦する。前節リーグ戦では2試合ぶりに出場機会のなかった日本代表FW南野拓実にチャンスは訪れるか。
すでにリーグ優勝を決めているリバプールは直近のリーグ戦、ホームでバーンリーFCと1-1で引き分けた。リバプールは34分、サイドからのクロスにアンドリュー・ロバートソンがヘッドで合わせて先制。しかし74分、ロングボールからのセカンドボールをジェイ・ロドリゲスに決められ同点に追い付かれてしまう。その後、アウェーチームは猛攻を仕掛けるもののゴールを奪えず、そのまま引き分けた。
リバプールのアンフィールドでの連勝は「16」でストップ。今季初めてホームで勝点を落とした。
リバプールはプレミアリーグ30勝3分2敗(75得点・27失点)の勝点93。残り3試合を全勝した場合、17-18シーズンにマンチェスター・シティが記録した勝点100のプレミアリーグ記録を塗り替えられる。
リバプールのユルゲン・クロップ監督はアーセナル戦に向けた前日記者会見で次のように抱負を語った。
「(ミケル)アルテタは新しい世代の監督の一人です。彼が来てからアーセナルは大きく変わったように見えます。そして考え方はペップ・グアルディオラの影響を受けているでしょう。アーセナルは素晴らしいメンバーがいますし、攻撃陣は特徴の異なるメンバーで、経験もあり質が高い。彼らは素晴らしいチャレンジャーで良い試合になりそうです」
南野には初ゴールが期待されるところ。リバプールではリーグ7試合(146分)に出場し、まだゴールとアシストを記録できずにいる。リーグ再開後は4試合に出場し、限られた時間ではあるもののクロップ監督からチャンスを与えられてきた。
南野のゴールとともに――。勝利とプレミアリーグ新記録樹立へ、追い風に乗って突き進みたい。
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[文:サカノワ編集グループ]