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リバプール最終戦の現地採点、南野拓実に高評価「切れ込んだ時は常に脅威」

南野拓実(日本代表)。写真:徳原隆元/(C)Takashi UEGISHI

無得点に終わったが…。左サイドからのドリブルでニューカッスルを翻弄、ファンダイク、ケイタ、マネに次ぐ評価に。

[プレミアリーグ 38節]ニューカッスル 1-3 リバプール/2020年7月27日/セント・ジェームズ・パーク

 イギリスメディアの『リバプールエコー』はこのほど、ニューカッスル・ユナイテッドFC戦に臨んだリバプールFCの選手の採点・寸評を公開した。プレミアリーグで2度目の先発出場を果たした日本代表FW南野拓実はノーゴールに終わったものの、10点満点中「7」の高評価を得た。リバプールは3-1で勝利を収め、2017-18シーズンにマンチェスター・シティが記録したシーズン32勝のプレミアリーグ記録に並んだ。ニューカッスルの武藤嘉紀はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。

 この試合、開始1分に先制されたリバプールだが、38分、サイドからのクロスにヴィルジル・ファン・ダイクがヘッドで合わせ同点に追いつく。さらに59分、左サイドからドリブルで持ち運んだディボック・オリギが、ペナルティエリア外から弧を描くミドルを突き刺す。終了間際の89分には、途中出場のサディオ・マネが有終の美を飾る得点を奪い、リバプールが3-1で勝利を収めた。

 リーグ3試合連続の出場を果たした南野は64分までプレー。左サイドから果敢にドリブルで仕掛けて積極的にシュートも放ったが、相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれてしまった。

 このパフォーマンスに同メディアは10点中「7」の評価を与え、「カットインから切れ込んだ時は常に脅威を与えていた」と評価。南野に対する寸評は次の通り。

「左サイドで動き回り、カットインから切れ込んだ時は常に脅威を与えた。相手GKドゥブラフカに1本素晴らしいセーブを強いたのは南野だった。ボールの扱いも良く、強さも兼ね備えていた」

 この他の採点では、ゴールを決めたファン・ダイクとマネ、そしてナビ・ケイタがチームトップとなる採点「8」がついた。

  プレミアリーグでのシーズン全日程終えた南野は、リーグ戦10試合(242分)に出場。ゴールとアシストはできなかったが、プレミアリーグを圧倒的な強さで制したレッズのスタイルに着実に適応した。勝負となる来シーズン、ハードワークに加え、一つでも多くのゴールに絡み、勝利をもたらす仕事が求められる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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