香川真司はメンバー外。サラゴサ敗れるも現状は「放出要員」の扱い。移籍先候補は…

日本代表でキャプテンを務めた香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

実質3部のジムナスティック・タラゴナに0-1。

 スペイン2部リーグ、レアル・サラゴサが9月16日、今季実質3部のセグンダBに降格したジムナスティック・タラゴナとトレーニングマッチを行い、0-1で敗れた。サラゴサに所属する日本代表MF香川真司はメンバー外だった。

 サラゴサに到着している香川だが、いまだ全体練習には合流できずにいる。ビザ取得とPCR検査を受けたあとの待期期間などもあり個別メニューを続けてきた香川だが、事実上、現段階では戦力とは見なされていない。

 2部リーグはEU外の外国籍選手枠が「2」と限られているため、地元メディア『グラダ3』によると、サラゴサにとって、チーム内で最も高額である50万ユーロ(約6200万円)近いサラリーを受け取る香川の放出は、最優先課題として扱われている。人件費の上限がリーグで定められているため、クラブとしては放出せざるを得ない状況に置かれている。

 香川は「クラブの事情をよく理解し、サポートすることを受け入れている」と記され、移籍を容認している。とはいえ、“夢”の舞台であったスペイン国内への移籍しか認めないというスタンスだとも伝えられる。一方、香川との契約は2021年6月までのため、サラゴサはローンではなく、完全移籍を望んでいる。

 しかも、スペイン国外からは、獲得に向けた複数の申し出が届いている。メジャーリーグサッカー(MLS)、カタール、トルコ……香川の力を欲しているのは、いずれもスペイン国外である。カタールからは「重要」なオファーが届ていると報じられる。唯一スペイン勢では、今季1部に昇格したカディスCFが香川獲得に興味を持っていると言われる。

 なかなか妥協点を見出しにくい状況だ。ボルシア・ドルトムント時代に続く、戦力外の扱い……。この苦境を乗り越え香川は再び自分の存在価値を示す舞台に立てるか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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