Jリーグ復帰も?香川真司はサラゴサと契約解除へ。月火曜にも決定か
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ラージョ・バジェカーノへの移籍も模索。
香川真司がスペイン2部リーグのレアル・サラゴサを去ることが確実となった。地元の複数メディアが、香川はスペイン国内の移籍を模索しているが、サラゴサと契約解除し、フリートランスファーとなって新天地を探すことになりそうだと報じた。
このうち『エル・ペリオディコ』は9月27日、サラゴサは9月28日か29日にも香川が最終決断を下すことを望んでいると報じた。
サラゴサは9月24日、香川サイドに50万ユーロ(約6100万円 )(※媒体によっては40万ユーロ、60万ユーロとも)を3年間の分割で支払うことで契約解除に踏み切ることを申し出た。週明けにも再び話し合いの場が設けられ、そこで決着を迎えるはずだと読んでいる。
スペインの移籍期間は10月5日まで開いている。サラゴサは香川の放出が決定次第、水面下で進めているウイングの補強の話をまとめたい考えだ。
香川はあくまでもスペインでのプレーを希望している。
2021年6月まで契約を結び、さらなる給与減を飲んででもサラゴサ残留を望んでいた香川だが、EU外の外国籍選手枠には、ウルグアイ人FWガブリエル・フェルナンデスとブラジル人FWライ・ナシメントが登録された。香川はサラゴサと契約を結んでいるものの、登録選手ではない状況。つまり、このままでは試合に出ることができない。
クラブは香川の意向に沿ってスペイン国内の移籍先を探り、3部リーグから2部に昇格したUDログローニョへの移籍でこのほどクラブ間合意に達した。しかし香川サイドがこれを拒否したという。一方、獲得に関心を示すラージョ・バジェカーノへの移籍を希望しているそうで、31歳の日本代表MFはその可能性に懸けているそうだ。
中東からは170万ユーロ(約2億円)とも200万ユーロ(約2億4500万円)とも言われる移籍金のオファーが届き、さらにはMLS(メジャーリーグサッカー)ドイツ、トルコ、日本からも関心が寄せられていると言われる。
フリーエージェントになった場合、10月5日以降も、新たな移籍先を見つけることができる。香川レベルであればスペインでの移籍先も見つかりそうだが、もしも叶わない場合、古巣セレッソ大阪をはじめJリーグ復帰の線も出てくるか。
注目記事:香川真司は選手登録されず。サラゴサ監督がついに言及「彼の状況に関心があるのは…」
[文:サカノワ編集グループ]