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「交渉は順調だった」ビジャレアル会長が久保建英のレアル・マドリードからの獲得について語る

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

クラブ史上初めて、同州のバレンシアCFを予算で上回る。

[EL GS3節] ビジャレアル – マッカビ・テルアビブ/2020年11月5日(日本時間6日5:00)/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)3節、スペイン1部のビジャレアルCFがホームで、イスラエル1部のマッカビ・テルアビブFCと対戦する。いずれも連勝同士でぶつかるGS1位突破に向けて譲れない一戦となる。国内リーグとの連戦が続くなかで、ビジャレアルの久保は同コンペティション3試合連続での先発出場なるか。

 そうしたなか、スペイン・バレンシア州出身の実業家でもあるビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長が、2-0の勝利を収めた2日のレアル・バリャドリード戦のあとラジオ局『エル・トランジスター』の取材に応じた。

 ロイグ会長は今季のクラブ予算が、史上初めて同州のライバルであり世界的な名門の一つでもあるバレンシアCFを上回ったと報告。「良い投資が上手くいっているお陰です」と語っている。

 また、久保建英のレアル・マドリードからのレンタル移籍での獲得について問われ、次のように効果を挙げている。

「交渉は順調に進みました。ここで選手が進化を遂げていることは、三者(久保本人、ビジャレアル、レアル・マドリード)にとって、良い状況だと思います。(レアル・マドリードとの関係について)上手くいっています」

 そのように、互いに欧州・世界基準で高いレベルを目指すなか、良好な関係を築けていると成果を喜ぶ。

 また、ヨーロッパでのスーパーリーグ構想については、あまり賛同できないというスタンスを示している。

 日本代表MF久保は開幕からこれまで、公式戦全10試合に出場。スペインリーグは8試合(168分)・0得点、ELは2試合(164分)・1得点・2アシスト。

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[文:サカノワ編集グループ]

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