【移籍情報】田中碧のデュッセルドルフが“大物”FWとDFを獲得!
田中碧。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
3部降格回避へのラストピース。
ドイツ・ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは1月29日、同1部VfLヴォルフスブルクから元U-21ドイツ代表FWダニエル・ギンチェク、さらにイングランド・チャンピオンシップ(2部)クイーンズ・パーク・レンジャーズFCから元U-21オランダ代表DFヨルディ・デ・ヴィスを、それぞれ今季末までのレンタルで獲得したと発表した。
デュッセルドルフは年明けリーグ2連敗でまだゴールがなく、5勝5分10敗の勝点20。15位に沈み、3部との入れ替え戦枠の16位まで3ポイント差と迫られている。ただ得失点差マイナス6は、下位チームの中では最も良い数字で、1点差の勝負をモノにできていないことが分かる。
そうしたなか、30歳の経験あるストライカーと27歳のまだまだ伸びているセンターバックの二人を獲得。いずれも攻守の柱になり得る選手だ。
クリスティアン・プロイサー監督は189センチあるヴィスについて「非常に剛健でツバイカンプフに強さを見せます。彼が加わったことで守備のオプションが増えまあす」、そして191センチのギンチェクについて「ダニエルは多くの経験を積んでおり、ブンデス2部でゴールを決めるために何が必要かを知っています。彼のフィジカルの強さにより、オフェンスのバリエーションも増ししてくれます」と、それぞれに大きな期待を寄せている。
現在カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦に臨んでいる日本代表MF田中にとっても、頼もしい“大物”のチームメイトが加わった。デュッセルドルフの2部残留と上位進出に向けたラストピースとなるはずだ。
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[文:サカノワ編集グループ]