エメリ監督が久保建英へ「ゴールが必要」。ヨーロッパリーグ、シバスに挑む
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
GS5試合連続でのスタメン出場濃厚、勝てば1位突破確定。
[EL GS5節] シバス – ビジャレアル/2020年12月3日(日本時間4日2:55)/ニュー・シバス4Eylülスタジアム
ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)5節、スペイン1部ビジャレアルCFがトルコ1部シバス・シュポルと対戦する。ビジャレアルは勝てば、あと1試合を残してグループ1位突破が確定する。これまでGS全4試合で先発している日本代表MF久保建英は、この試合でもスタメン出場が予想される。
スペインメディア『マルカ』によると、この試合に先駆けての公式記者記者会見で、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は、グループ突破への望みをつなぐためホームチームが「強く出てくること」をむしろ期待していると言う。そして前回が5-3というスコアだったことに、「私たちが解決しなければいけない課題を提示してくれました。オープンな展開の時、選択肢が限られてきます。もっとコンパクトに保たなければいけません」と強調している。
また、『BE SOCCER』によると、指揮官は久保に対し、「タケが出た時には、エリア内でフィニッシュまで終えること、ゴールを決めることが求められます」と要求しているという。そのうえで、「そこで一歩前進することができます。多くの選手が競い合っているなか、ハードル(要求)は高く設定しています。若い選手たちとはともに、高いパフォーマンスを探っていきたいです」と期待を寄せている。
指揮官はナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼに対しても「この2年間、一貫性がなかっただけに、落ち着かせる(安定感をもたらす)ためにも、要求と変化を求めています」と言う。
前回ホームでのシバス戦では、右MFにチュクウェゼ、トップ下に久保が入って、いずれも高いパフォーマンスを披露。久保は1得点・2アシストを記録している。
そのコンビでの活躍なるか? ELのシバス対ビジャレアル戦は日本時間12月4日2時55分から行われる。
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[文:サカノワ編集グループ]