本田圭佑がボタフォゴ退団発表後、初めて日本語でつぶやく。テーマは「過程」
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「結果が大事の世界で長くやればやるほど――」
元日本代表MF本田圭佑が1月1日、自身のSNSのツイッター(アカウントは @kskgroup2017)を更新して、ブラジル1部リーグ(セリエA)のボタフォゴFR退団を発表したあと、初めて日本語でメッセージを発信した。クラブからの本田退団の正式発表はまだだ。
本田は次のようにつぶやいた。
「結果で評価され、結果が全て、結果が大事の世界で長くやればやるほど、過程の重要性に気付く」
そのようにポルトガル語での退団発表を経て、「過程」について語っている。
すでに次へ向かっているという意味合いも込めているのだろう。
ただACミランを退団して以降、2017年のパチューカCFではまずまずの成績を残したものの優勝を逃し、メルボルン・ビクトリー、フィテッセ・アーネム、ボタフォゴFRでは、パッとした成績を収められず、実業家としての顔のほうが目立つようになってきている。
本田は前日に、「直接お伝えしたいことがあります。ご存知のとおり、私はボタフォゴを離れます。まず、結果を残せなかったという皆さんの批判は全て受け止めます。批判は当たり前で、言い訳はしません、私もガッカリしています。ごめんなさい」と切り出して、ボタフォゴ退団を報告。チームメイトや関係者に感謝を伝えている。
ボタフォゴはブラジル1部、4勝11分12敗の勝点23で19位で、セリエB降格の危機に瀕している。本田は公式戦27試合に出場して3ゴール(そのうち1部リーグでは18試合・2得点)。
ブラジルメディア『グローボ』などは、本田は左太ももを負傷しているという。一方、ポルトガル1部のポルティモネンセSCへの移籍することが確実になっていると報じている。
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[文:サカノワ編集グループ]