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香川真司にトルコ移籍の噂、MLS行浮上ポルディと代わる新たな顔!?

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

元同僚のシャヒンも所属、アンタルヤスポルが獲得検討。現地発の情報とともに、スペインメディアが報じる。

 スペイン2部レアル・サラゴサを昨年10月に退団してフリートランスファーになっている日本代表MF香川真司は、1月中にも新天地を決断したい意向を示していたが、具体的な噂もあまり聞かれずにいる。サラゴサ退団時には様々なクラブが獲得に動いていたが、ブランクも長引き、状況は厳しくなっている。そうしたなか、トルコ1部のアンタルヤスポルが香川獲得を検討していると、スペインメディア『エル・デス・マルケ』サラゴサ版が報じた。

 記事によると、香川は自由に移籍先を決められる立場を優位に活用したい考えだという。「ミッドフィルダーは自分で運命を決められる状況にある。明確な前提として、説得力のあるオファーを待っている」。しかし香川は自身の夢であったスペインでのプレー継続を望んでいたものの、希望通りのオファーは届いていないと見られる。それでもヨーロッパのステージでは戦い続けたいということだ。

 そうしたなか、トルコ1部アンタルヤスポルが香川獲得を検討していると、地元メディアの情報とともに伝える。現在はリーグ6勝6分6敗で9位に位置し、ヨーロッパカップ戦の出場権獲得を目指している。前ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ、ボルシア・ドルトムントで香川と同僚だったヌリ・シャヒンらスーパースターが在籍してきたこともあり、その流れにも合う。アンタルヤスポルはさらに、同じくフリーのアレシャンドレ・パトの獲得も検討しているそうだ。

 またスポーツ専門チャンネル『スカイ』は、MLS(メジャーリーグサッカー)のFCシンシナティが来夏、ルーカス・ポドルスキの獲得を検討していると報じた。ポドルスキはそのタイミングでちょうど契約満了を迎える。

 アンタルヤスポルとしても、新たなチームの顔として、香川を欲している可能性もあるか!? とはいえ香川はかつてベシクタシュJKでプレーしファンからも愛されただけに、そのライバルチームを選択する可能性は低いか。とはいえ、トルコ1部の成長を遂げているクラブとなれば、魅力的なオファーであることも間違いないが……。

 香川はこれまで夢であるスペインでのプレー続行を希望。サラゴサ在籍時には、スペイン2部のCDテネリフェ、CEサバデル、ラージョ・バジェカーノ、1部のカディスCFなどが獲得に関心を示してきた。しかし、結局、正式契約には至っていない。

 また、ブンデスリーガ2部のハンブルガーSV、セリエBのブレシア・カルチョ、ギリシャ1部のPAOKテッサロニキなどからオファーがあったと言われ、さらにはメジャーリーグサッカー(MLS)、サウジアラビアなど中東、そしてJ1リーグのセレッソ大阪からも打診があった。が、いずれも香川サイドが断ったと言われる。

 水面下では何か話が進んでいるのか? 香川の決断を待ちたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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