シント=トロイデン橋岡大樹が初先発フル出場「やる気に満ち溢れていた」。浦和から移籍後初、シャルルロワを無失点に抑える
シャルルロワ戦で初先発を果たしたシント=トロイデンの橋岡大樹(左)。(C)STVV
シュミット・ダニエルもフル出場、鈴木優磨は59分で交代。
[ベルギー1部 29節] シャルルロワ 0-0シント=トロイデン/2021年3月5日(日本時間3月6日)/スタッド・デュ・ペイ・ド・シャルルロワ
浦和レッズからシント=トロイデンVV(STVV)に期限付き移籍したDF橋岡大樹がシャルルロワSC戦、ベルギーに渡って公式戦初先発を果たし、フル出場で無失点に貢献した。試合はスコアレスで引き分け、STVVは勝点1を獲得。鈴木優磨、シュミット・ダニエルも先発している。
橋岡は右サイドバックで出場。イエローカードを受けたものの、シュート本数では18対5と劣勢を強いられながらも最後まで踏ん張り、上位チーム相手から貴重な勝点1を掴んだ。シュミットもフル出場、鈴木は59分で交代している。
前回は途中出場、そして今回は先発と段階を踏んできた。そこで無失点と結果を残した橋岡は試合後、次のようにチーム公式のインタビューに答えている。
「本当にやる気に満ち溢れていましたし、何よりチームの勝利に貢献したい気持ちでした。最初は自分の間合いに持ち込もうとしたものの抜かれるシーンがあり、後半からは徐々にその間合いも分かり、慣れていけました。(シュートまで持ち込んだシーンについて)攻撃面では積極的に仕掛けていこうというのはありました。シュートシーンは、パスの選択肢もありましたが、打つしかないと打ちました」
守備面では戦える感覚と自信を得た。橋岡はチームとして、さらに攻撃力を高めることを課題に挙げた。
「アウェーで勝点1を取れたのは悪くないですが、改善点は得点のところ。失点がないところは続けていき、攻撃力は課題になると思います」
STVVは8勝8分14敗(35得点・44失点)の勝点32で18チーム中15位。
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[文:サカノワ編集グループ]