【選手採点│磐田 2-0 FC東京】金狼アダイウトン、アシスト中村俊輔、新天地デビュー新里に「4」
【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】アダイウトン(磐田)
磐田―カミンスキーのビッグセーブで流れを渡さず。
[J1 3節] 磐田 2-0 FC東京/2018年3月10日/ヤマハスタジアム
【MATCH REPORT】磐田が次第に試合を支配し、後半に入り攻勢を一段と強める。すると52分、中村のキックにアダイウトンがバックヘッドで森重に競り勝ち先制に成功する。さらに89分、途中出場のムサエフがボレーを叩き込み、試合を決定付ける。一方、FC東京は前田がカミンスキーとの1対1の場面を作り、サイドからの切り崩しを試みたが、磐田ゴールを攻略できず。開幕から未勝利のままだ。
□ジュビロ磐田
JUBILO IWATA
【選手採点】
GK
21 カミンスキー 4
DF
41 高橋祥平 3
3 大井健太郎 3
4 新里 亮 4
DF
5 櫻内 渚 3
7 田口泰士 3
30 上原力也 3(83分▼)
10 中村俊輔 4(80分▼)
15 アダイウトン 4(90分▼)
6 ギレルメ 3
FW
20 川又堅碁 3
交代出場
MF
19 山田大記 ―(80分△)
MF
8 ムサエフ ―(83分△)
MF
14 松本昌也 ―(90分△)
SUB
GK
36 三浦龍輝
DF
35 森下 俊
MF
11 松浦拓弥
FW
16 中野誠也
【採点理由】髪の毛を金色に染めたアダイウトンがFC東京のタレント揃いの守備陣を”ブレイク”。中村の左足のキックも効いて、相手の最終ラインを押し下げた。新天地デビューの新里の計算が立ったのも収穫。採点は「3」のギレルメだが、戦術にフィットしてきた点はチームにとって大きい。
FC東京―ボールを奪いに行けず…全体的に低めに。
□FC東京
F.C.TOKYO
【選手採点】
先発
GK
33 林 彰洋 2
DF
6 太田宏介 2
3 森重真人 2
48 チャン・ヒョンス 2
2 室屋 成 2
MF
38 東 慶悟 2
8 髙萩洋次郎 2
7 米本拓司 1(82分▽)
39 大森晃太郎 2(76分▽)
FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 1(65分▽)
20 前田遼一 2
交代出場
FW
11 永井謙佑 2(65分▲)
MF
18 橋本拳人 ―(76分▲)
MF
15 久保建英 ―(82分▲)
SUB
GK
1 大久保択生
DF
29 岡崎 慎
5 丸山祐市
FW
17 富樫敬真
【採点理由】前半はバランスが取れていたが、相手が重圧を強めた後半は間延びしてしまい2失点。どこか人任せになっている感じで、危険なエリアでボールを奪いに行けず、それが失点につながっているのはやや気掛かり。米本はよく守れているものの致命的なミスパスがあり、太田もキック精度は高かったが守備で後手を踏む場面があった。髙萩も攻撃に意欲を向けると守備が疎かになるなど、ジレンマに陥っている。
【採点基準】サカノワの選手採点は、より分かりやすく通信簿のような5段階評価を採用。評価基準は、5=とても良い、4=良い、3=及第点、2=本来の力を発揮できず、1=大きく期待外れ……。試合結果を重視して、評価にも反映しようと思います。先発メンバーと途中出場の20分以上の出場選手が対象。いつか(もしかするとすぐ!?)、「オール5」達成だ!
文:サカノワ編集グループ