【選手採点&レポート│鳥栖 3-2 名古屋】大逆転劇、イバルボ&田川亨介に最高点「5」
[マン・オブ・ザ・マッチ]ビクトル・イバルボ(鳥栖)
名古屋は守備陣が低評価だが、ガブリエル・シャビエルは次元の高いパフォーマンスを発揮。
[J1 4節] 鳥栖 3-2 名古屋 /2018年3月31日/ベストアメニティスタジアム
【MATCH REPORT】鳥栖が権田のPKストップでピンチを凌いだものの、14分にガブリエル・シャビエルのテクニックに翻弄されて先制点を許す。その後、守備を固めた名古屋に対し鳥栖が攻め続けたが、69分、カウンターから再びG・シャビエルに決められる。しかしここからホームチームが反撃。途中出場の田川が前線に加わり、小野のキックや原口のパスも連動してチャンスを作り出す。すると74分に高橋、77分にビクトル・イバルボが決めて同点に。そして90+3分、V・イバルボのパスに田川が合わせて逆転! ベアスタ劇場で最高の勝利を収め鳥栖が2勝2分1敗で6位に浮上。名古屋は開幕2連勝のあと、引き分けを挟んで連敗。
□サガン鳥栖
【選手採点】
先発
GK
20 権田修一 4
DF
13 小林祐三 3
5 キム・ミンヒョク 4
15 チョン・スンヒョン 4
23 吉田 豊 3
MF
36 高橋秀人 4
4 原川 力 3
6 福田晃斗 3(74分▽)
40 小野裕二 4
FW
9 チョ・ドンゴン3(89分▽)
32 ビクトル・イバルボ 5[MOM]
交代出場
FW
27 田川亨介 5(74分▲)
DF
14 高橋義希 ―(89分▲)
【採点理由】評価は分かれるところだが、ミスを取り返してビッグプレーを見せた高橋秀、キム・ミンヒョクに「4」をつけた。ビクトル・イバルボも途中まで決して良くなかったものの、終盤は名古屋守備陣を一人で翻弄し、逆転劇の立役者となった。出場時間が対象の20分以下だが、田川にも最高評価「5」をつけた。
□名古屋グランパス
NAGOYA GRAMPUS
【選手採点】
先発
GK
22 ランゲラック 3
DF
6 宮原和也 3
41 菅原由勢 2
36 ホーシャ 2(HT▼)
3 櫛引一紀 3
MF
9 長谷川アーリアジャスール 3
4 小林裕紀 2
14 秋山陽介 2
FW
23 青木亮太 2(81分▼)
10 ガブリエル・シャビエル 5
7 ジョー 2
交代出場
FW
19 押谷祐樹 1(HT △)(90+5分△)
DF
32 深堀隼平 ―(81分△)
DF
2 畑尾大翔 ―(90+5分△)
【採点理由】先制したあと守備に軸足を置く、いわゆる“お尻が重い”状態が改善されぬまま3失点を喫した。押谷らはボールサイドまで行っているものの、奪うまで行けていなかった。勝点3を逃しただけに守備陣は低めの採点に。そのなかで一人次元の高いパフォーマンスを発揮したガブリエル・シャビエルには「5」をつけた。
【採点基準】サカノワの選手採点は、より分かりやすく通信簿のような5段階評価を採用。評価基準は、5=とても良い、4=良い、3=及第点、2=本来の力を発揮できず、1=大きく期待外れ……。試合結果を重視して、評価にも反映しようと思います。先発メンバーと途中出場の20分以上の出場選手が対象。いつか(もしかするとすぐ!?)、「オール5」達成だ!
文:サカノワ編集グループ