もしもイニエスタと対戦したら?長崎のDF高杉は「同じ土俵に立てれば…」

イニエスタが神戸デビューへ! 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

リーグ再開時の”対戦”は規定で実現せず…。 ただアウェーでも対戦のチャンス。

[J1 15節] 横浜FM 2-5 長崎/2018年5月19日/日産スタジアム

 FCバルセロナのMFアンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸移籍が決定した。5月19日の横浜F・マリノス戦後、やや無理があるとは承知しつつV・ファーレン長崎のディフェンスリーダー高杉亮太に「対イニエスタ」について質問。高杉は「まだ想像はできませんが、同じ土俵に立つことになるわけですから、臆さず思い切って当たっていきたい」と語った。

 Jリーグは15節のあとFIFAワールドカップ・ロシア大会に向けた中断期間に突入。神戸のJリーグ中断明けの初戦は、7月18日水曜日のトランスコスモススタジアム長崎での16節・長崎戦が組まれている。

 イニエスタはスペイン代表としてFIFAワールドカップ・ロシア大会に出場予定。グループステージ最終戦は6月26日のモロッコ戦だが、決勝トーナメントに勝ち進めば、6月30日に1回戦、決勝は7月15日。イニエスタも休暇を必要とするはずなだけに、デビューは8月頃になるか。

 また、Jリーグの夏の移籍ウインドーは、7月20日から空く。そのためイニエスタをはじめ中断期間に加入した選手は、18日のJリーグ再開戦に出場できないのだ。イニエスタのみならず、様々な選手やクラブに影響が出そうで、そのあたりはJリーグは配慮しておきたかった。

 ただ、見方を変えれば、長崎はまだ神戸とのリーグ2試合残していることになる。長崎の選手にとっては、7月のホームでは対戦できなくても、29節のアウェー(10月6日か7日)でも対戦するチャンスがある。

 今季J1に初めて昇格した長崎は、これまで13位タイの勝点17を獲得するなど健闘している。「国内最高峰だからこその様々な新鮮であり特別な経験ができている」と言う高杉に、もしもイニエスタとの対戦が実現したら? と聞いた(このときは7月18日に対戦できると思い込んで質問をしていました)。

「まだ、想像できませんけど、間違いなくJリーグは活性化するはずなので、本当に素晴らしい機会になると思います。同じ土俵、同じ場所に立つことにわけですから、そこは臆さず、思い切って当たっていきたいです」

 J1のステージに立っている。だからこそ実現するかもしれないカードであり対決。イニエスタからポドルスキへのスルーパスを、高杉が鮮やかにインターセプトして逆襲の起点になる――。そうすることで「長崎」を世界に発信することも可能だ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Ads

Ads