胸トラップからジャンピングボレー!ドウグラスの人生で何位のゴール?

清水のドウグラスが今季5ゴール目を、スーパーボレーで決めた! 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

徳島、京都、広島…清水でJ4チーム目、プロキャリア通算92ゴール目に。

[J1 18節] 横浜FM 1-2 清水/2018年8月29日/日産スタジアム

 まさに目の覚めるような一撃だった。清水エスパルスのFWドウグラスが、胸トラップから驚愕のジャンピングボレーを叩き込んだ。これが決勝点になり、清水が横浜F・マリノスに2-1で競り勝った。

 開始4分にホームチームにオウンゴールで先制点を与えてしまい、その後、金子翔太のゴールで同点に追い付く。後半に入り、清水が立ち上がりから仕掛けると、左サイドの金子のクロスを、ドウグラスが胸トラップ。「考える時間もなく、ボレーで合わせる以外に選択肢がなかった」と、左足を振り放ってスーパーボレー弾をゴールネットに突き刺した。

「決まって良かった。自分の特長の一つでもあります。でも、日本でこうしたボレーシュートを決めたのは初めてなので、とても嬉しいよ。サポーターみんなも喜んでくれたし、勝点3をもたらせた。また2日挟んで大事な試合(9月1日、ホームでのベガルタ仙台戦)があるから、それに備えるのみさ」

「一人では何もできない。チームメイトがいるからこそ決められたゴール。決めて勝利できて嬉しいけど、チームメイトとサポーターに感謝したいです」

 ブラジルのフィゲイレンセで12試合8ゴールと結果を残し、2010年に徳島ヴォルティスへ移籍。元FWである小林伸二監督のもと練習に励み、105試合35得点をマーク。そこから京都サンガF.C、サンフレッチェ広島でプレーし、清水でJリーグは4チーム目。広島でプレーしたあと、UAEのアル・アインとトルコのアランヤポルにも2年半在籍していた。

 清水では加入後7試合5ゴールと”当たって”いる。では今回のプロキャリア通算92ゴール目にあたる「自身Jリーグ初のボレー弾」は、人生何位にあたるのか? 

 彼はこう答えた。

「これまでオーバーヘッドで2回決めていて、今日がベスト3に入るんじゃないかな。もちろん、すべてをすぐ思い返せるわけではないからね。ただ、もしかすると、今回が僕のベストゴールになるかもしれない」

 ちなみに、金子によると「ドウグラスは練習であれぐらい当たり前。いつもオーバーヘッドやジャンピングボレーで決めているから、そこまで驚かなかった」そうだ。

 ベスト3には入りそうだ。もしかすると、ベストになるかもしれないという。

 日産スタジアムに残した衝撃――。しかし、もしかすると、清水の新エースストライカーのドウグラスがさらなる驚異の自身ベストゴールを決めてくれるかもしれない。清水サポーターとしては、彼のベストを次々と(できればアイスタで)更新し続けてもらいたいはずだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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