ACL幕開け!内田篤人が課題を挙げると同時に認めたDF陣の”守備範囲の広さ”

上海申花立戦、内田の先発なるか?(C)SAKANOWA

上海申花戦、先発濃厚。「ディフェンダーはみんな守備範囲が広く、どこまでもカバーに来れちゃう。変な話、そこが……」

 鹿島アントラーズのDF内田篤人は2月3日のプレシーズンマッチ水戸ホーリーホック戦(3-2で鹿島が勝利)のあと、守備面の課題について次のように語っていた。81分まで右サイドバックとしてプレーして2失点。いずれもボールを奪われたあと、一気にゴール前まで持ち運ばれて決められたものだった。

「自分たちでミスをするとやられてしまう、特にカウンターで」

 ケーズデンキスタジアムの芝もシーズン開幕に向けて”調整中”のため、久々の実戦とあってそこまで刈り込まれていなかった。そのため「ボールが転がらず、横パスをかっさらわれて、俺も逆サイドも戻れなかったりもした」と、内田は反省。一方、「ディフェンダーはみんな守備範囲が広く、どこまでもカバーに来れちゃう。変な話、そこがちょっと広すぎるかな、全員が」と言って少し笑った。

 ようするに、昌子源、植田直通、山本脩斗……ディフェンダーそれぞれの守備範囲の広さに驚き、助けられていたと感じていた。いずれも内田が鹿島に在籍した7年半前まではいなかった、新たに一緒にプレーするメンバーたち。ただ広範囲をフォローし合うことで逆にスペースを空けたり、攻撃へのパワーが不足してしまったり、プラス面のみならずマイナス面もあり、「もうちょっと、中途半端なボールに対して誰がいくとか、カバーに行ける範囲とかお互いに分かってくればいい。それは試合を重ねてやっていくしかない」と、課題を挙げていた。

 それぞれの”ゾーン”を認識し、チームの規律を踏まえた上で、特長をどのように引き出し合うのか。ディフェンス陣のみならず、当面のチームであり、内田のテーマになりそうだ。

 鹿島は2月14日、鹿島サッカースタジアムでACLのグループステージ初戦、上海申花戦に臨む(午後7時開始)。内田は右サイドバックで先発する可能性が高い。約9000人が来場したケーズデンキスタジアムでの一戦の雰囲気について、「あまり意識せずに試合に入れました。もっといい雰囲気にできると思う」と語っていた。久々の鹿島スタジアムでのサポーターの声援をも自身の力に変えて挑む覚悟だ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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