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【高知ユナイテッド】監督代行との契約解除にクラブが声明、「時代に合った決断」を模索

高知ユナイテッドのエンブレム。(C)SAKANOWA

チーム内でパワハラの告発を受けた秋田豊監督の休養が続くなか…。

 J3リーグの高知ユナイテッドSCは9月11日、「応援してくださっているファン・サポーター及びパートナー企業をはじめとする関係者の皆様へ」と題した声明を公式サイトで発表した。

 チーム内からのパワハラ告発を受けた秋田豊監督の休養が続くなか、2か月の間、監督代行を担ってきた神野卓哉ヘッドコーチも10日に契約解除に至る前代未聞の事態に至った。

 高知は山本志穂美社長の署名入りで、「どんな時も高知ユナイテッドSCを応援してくださっている、ファン・サポーター及び、パートナー企業をはじめとする関係者の皆様、選手やスタッフから監督のハラスメント申告がなされている件につきましては、長くご心配をおかけして大変申し訳ございません」と謝罪。そのうえで次のように、「時代に合った決断」を模索していると伝えている。

「この間も我々を信じて変わらぬご支援を賜っておりますことに心より感謝申し上げ、クラブといたしましては、県民の皆様の信頼を裏切ることなく、選手ファーストを貫くことを第一に邁進致しております。時間を要しておりますが、時代に合った決断を望み、一刻も早くこの状況を改善するべく引き続き全力で取り組んでおりますので、ご理解の上、今しばらくお待ち頂けますよう何卒お願い申し上げます」

 このあと今季クラブに加わっていた神野氏の貢献に言及し、「神野ヘッドコーチには感謝の思いしかございません」と感謝を伝えている。

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 JFLから初のJ3昇格を果たした高知は現在、リーグ15位につけている。