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前浦和の指揮官ヘグモ氏、ノルウェー1部モルデFK監督の契約解除に

ペア=マティアス・ヘグモ氏 写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

16チーム中11位に低迷。

 ノルウェーリーグ1部モルデFKは9月14日、前浦和レッズ指揮官であるペア=マティアス・ヘグモ監督との契約を解除したと発表した。同リーグで、16チーム中11位だった。

 クラブは公式サイトで、「ペア=マティアス・ヘグモ監督は本日、提携関係を終了することに合意した。この決定は両者が共同で、今が適切な時期であるとの認識で一致した」 と報告している。

 クラブの会長は「経験豊富な監督との協働を終えるのは非常に残念。彼は知識、献身、温かみをもってチームに貢献し、足跡を残してくれました。クラブのスポーツ面で発展していく期待に応えてくれるよう願い、それが両者にとっての共通の認識でした」とコメントしている。

 また、ノルウェー出身であるヘグモ氏は選手・スタッフに感謝を伝え、「スタートさせたこの仕事を続けたかったものの、これが正しい選択だったと信じています。私たちは良き友として別れます。モルデFKの今後の成功を祈っています」と語っている。

 モルデはリーグ21試合を終えて、8勝3分10敗で11位に低迷していた。クラブによると、今後は既存コーチ陣のもとでトレーニングを行い、新たな監督を招へいするという。

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 ヘグモ氏は昨季2024シーズン、浦和の監督に就任。日本人選手の世代交代を進めていったなか、ちょうど1年前の昨年9月、成績が伸び悩むなか強化体制の変更に伴い契約を解除されていた。