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久保建英のソシエダ、ベティスに敗れる。セルヒオ・フランシスコ監督「選手たちは非常に疲れていた」

ベティス戦に右ウイングで先発したレアル・ソシエダの久保建英(右)。写真:ZUMA Press/アフロ

「これまで勝つチャンスはあったが、今日は勝利から最も遠い試合になってしまいました」

[スペイン1部 5節]R・ベティス 3-1 R・ソシエダ/2025年9月20日(現地19日)/エスタディオ・オリンピコ・セビージャ

 スペイン1部5節、レアル・ソシエダはアウェーでレアル・ベティスに1-3で敗れた。ソシエダのサッカー日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)は4-3-3の右ウイングとして2試合ぶりに先発出場し、66分にルカ・スチッチと交代している。

 久保は試合前のロッカールームで、左足首をテーピングでしっかり固定している様子が伝えられている。アウェーチームは畳み掛ける攻撃から一時同点に追い付いたものの、後半に2失点を喫してしまった。

 開幕からラ・リーガ2分3敗と5試合未勝利にあるレアル・ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督は『フットボール・ファンタジー』によると試合後の記者会見で、2失点目によるメンタルへの影響が大きく、急激に疲労感が出たと振り返っている。

「選手の交代により秩序を取り戻そうとしましたが、上手くいきませんでした。混乱したというよりも、2点目、3点目の失点による精神的な影響が大きかったと思います。ピッチ上の選手たちは非常に疲れており、私たちもそれを感じていました。試合終盤、何かをできそうにないと思えるほど苦しそうでした」

 指揮官は「どの試合もこれまでチャンスを作れて勝利も近いと感じていましたが、今日は勝利から最も遠い試合になってしまいました」と、完敗であると受け止めていた。

 次節は日本時間25日4時30分(現地24日)から、ホームで現在暫定19位に低迷するRCDマジョルカとの一戦だ。これまで上位陣との対戦も多かっただけに、勝利だけが求められる一戦になる(さらにそのあとはアウェーでのFCバルセロナ戦)。

「それは幸運でもあります、流れを変えられる試合が控えています。一生懸命に頑張ります。大きなプレッシャーがかかりますが、それこそが今求められていることです」

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 久保はコンディションを回復させることができるか。チームを救うパフォーマンスが期待される。