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【ジュビロ磐田】被害額は…。備品を持ち出し売却したコーチと契約解除

ジュビロ磐田のサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「チェック体制の強化」など再発防止策を発表。

 J2リーグのジュビロ磐田は9月28日、アカデミー(育成組織)のコーチがクラブ内で備品を持ち出して売却する不正行為が判明したと発表した。クラブはこのコーチとの契約を解除し、全額弁済を求めている。

 クラブによると、コーチはクラブ内に保管されていた備品などを不正に持ち出し、外部へ売却していたことが確認された。このため、磐田は2025年9月25日付でこのコーチとの契約を解除した。

 被害額は総額約280万円にのぼることが判明。クラブは全額の弁済を受ける予定だ。すでにJリーグへ報告を行っているという。

 クラブは再発防止策を公式サイトで発表している。

・クラブ備品と個人所有物の管理徹底

・定期的な監査

・チェック体制の強化

・コンプライアンス教育の徹底

・クラブの責任のもと、適切に継続できる体制の整備

 クラブは次のように謝罪している。

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「当クラブは、この度の不正行為を重く受け止め、内部管理体制のさらなる強化を図るとともに、再発防止と信頼回復に向け、全社を挙げて取組んでまいります」