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JFA影山技術委員長を解任、宮本恒靖会長「サッカー界として許容できるものではない」

JFAの宮本恒靖会長。(C)SAKANOWA

「海外出張時の行為に対して有罪判決が出されたことを受けてのもの」

 日本サッカー協会(JFA)は10月7日の理事会で、影山雅永技術委員長と契約を解除し、技術委員長職を解任する決議を下したと発表した。

 JFAは「海外出張時の行為に対して有罪判決が出されたことを受けてのものになります。JFAとしては大変遺憾なことだと考えておりますし、ご心配、お騒がせしていることについて深くお詫びを申し上げます」としている。

 宮本恒靖会長はJFAを通じて、次のようにコメントしている。

「今回の件はサッカー界として許容できるものではない。これまで取り組んできたものの、今回のことを契機に、サッカー界のガバナンス・コンプライアンス体制を改めて見直すとともに、徹底的に強化、改善を覚悟をもって図っていく。そして今一度、JFAの理念に立ち返って行動していく」

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 フランスの現地メディアによると、影山技術委員長は10月2日にエール・フランスの機内で児童ポルノを閲覧していたとして、パリで降機した際、児童ポルノ画像の輸入、所持、録画の罪で逮捕されたという。そして6日に裁判が行われ、執行猶予付きの懲役18か月の有罪判決が下されたと報じられている。