【日本代表】パラグアイ戦へ森保一監督が記者会見「勝つために得点を奪うことにこだわる」
パラグアイ戦に向けた公式記者会見に臨んだ日本代表の森保一監督。(C)SAKANOWA
「ベストといえる勝てるメンバーで臨み、そのあとのブラジル戦のことを考えたい」
[キリンチャレンジ杯]日本代表-パラグアイ代表/2025年10月10日 19:20 /パナソニックスタジアム吹田
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の森保一監督が10月9日、翌日のパラグアイ代表戦に向けた公式記者会見に臨み、「勝つために得点を奪うことにこだわりたい」と、ゴールへのこだわりを強調した。
9月のアメリカ遠征は、北中米ワールドカップ(W杯)のホスト国であるメキシコ代表と0-0と引き分け、アメリカ代表には0-2で敗れ、ゴールを奪えなかった。森保監督は「ホームで勝利を目指して戦い、勝ってサポーターの皆さんに喜んでいただけるように全力を尽くします。ワールドカップに向けて、個々、チームとしてレベルアップと積み上げができるように、試合の中でチャレンジしていきたいです」と抱負を語った。
W杯アジア最終予選でも、強豪であるサウジアラビア(0-0)、オーストラリア(0-1)には勝てなかった。それだけに「アグレッシブにゴールを目指す」と強調した。
「得点できるように、奪って素早く、良い守備から攻撃につなげたい。決め切って終わるところにこだわってやっていきます。シュートを打てるチャンスのところまで、アタッキングサードまで入る作り(ビルドアップ)はできているなか、最後打ち切れずにいます。シュートにつなげ、決め切ることにこだわっていきたいです」
また、北中米W杯出場権を獲得しているパラグアイ代表は、同南米予選の18試合で失点10と1試合平均失点が0.6という少なさだ。森保監督は「その強固な守備を打ち破れれば自信になります。勝つために得点を奪うことにこだわり、選手たちにはアグレッシブにゴールを目指してプレーしてもらいたいです」と、その堅守を打ち破り自信を深めたいと強調した。
また、気になるスターティングメンバーの人選だが、「これまでの戦いのなかで、いわゆるコアメンバー、常連組、多く試合に出てきた選手はいますが、ワールドカップに向けて、絶対的なベストメンバーはまだまだ決まっていません。まず明日、勝つためにベストだと思われるメンバー編成で臨み、そのあとのブラジル戦のことを考えいきたいです」と、一戦必勝であることを強調した。
FIFAランキングは日本19位(アジア1位)、パラグアイ37位(南米6位)。