【Jリーグ】浦和は100億円突破、58クラブの売上高1445億円は過去最高
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
入場料収入も過去最多入場者数の2019年を超える。
Jリーグ(野々村芳和チェアマン)は5月21日、2023シーズン(2023年度)の「クラブ経営情報開示」を発表し、J1・J2・J3の58クラブ合計の売上高(柏レイソル、湘南ベルマーレは3月決算)が過去最高の1445億円を計上したと発表した。
今回J1、J2、J3全60クラブのうち、3月決算である2クラブ(柏、湘南)を除いた58クラブについて先行して経営情報(2023年度決算情報)が開示された。7月には全60クラブの経営情報が開示される予定だ。
売上高は58クラブ合計で過去最高の1445億4100万円で、前期比111パーセントの増加。43クラブが増収となった。
入場料収入228億9300万円は、まだ新型コロナウイルスの影響のあった前期と比べて138パーセント増に。過去最多入場者数を記録した2019年と比べても110パーセント。
J1、J2の89パーセントのクラブが増収で、浦和は100億円を超えた。2019年のヴィッセル神戸(114億円)に続き二度目の100億円突破。
売上原価・販管費は58クラブ合計で過去最高の1483億円で、売上高と同様に増加している。前期比110パーセント。
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またトップチーム人件費は607億円と前期比104パーセント増加。増加した売上がチーム強化に投資されていると見ている。