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【移籍】マンチェスター・ユナイテッドが「22歳の日本人アタッカーをスカウト」

鈴木唯人。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

パリ五輪の10番候補。

 イングランド・マンチェスターユナイテッドが2024-25シーズンに向けた今夏の移籍マーケットで、デンマーク1部(スーペルリーガ)のブレンビーIFに所属している鈴木唯人(Yuito SUZUKI)に注目している。スカウティングを続けきたといい、獲得に動く可能性が浮上している。

『フットボール・トランスファーズ』が5月17日、「マンチェスター・ユナイテッドのスカウト、2500万ユーロで日本人アタッカーを狙う」と題したレポートを掲載。デンマークメディア『ボルド』が、トッテナム・ホットスパーFC、アヤックスFC、VfBシュツットガルトなどが鈴木をスカウティングしてきたことを報じてきたが、ユナイテッドもまたパリ五輪世代の日本人選手をより広くチェック。推定2500万ユーロ(約42億4000万円)が市場価格とされる鈴木の獲得に動く可能性があると見ている。

 一方で、「マンチェスター・Uは、アヤックス、トッテナム、そしてシュツットガルトに遅れを取っているようだ」とも指摘。それでも「新シーズンへの戦力補強を進める赤い悪魔が、この夏に動く可能性は多いにある」と予想している。

 鈴木はセンターフォワードを主戦場に前線の複数ポジションを担い、今季デンマークリーグ通算27試合・10得点・8アシスト、上位ラウンド5試合・3得点・4アシストと活躍。これまでリバプールFC、マンチェスター・シティ、トッテナムなどのビッグクラブも視察に訪れているそうだ。

 22歳とパリ・オリンピック世代にあたる鈴木は、昨年11月のU-22アルゼンチン代表戦では「10番」をつけて2ゴールを記録。先日まで開催されたU-23アジアカップにはクラブの事情もあり招集されなかったが、パリ五輪本番での日本代表入りはこのまま行くと確実視されている。

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 マンチェスター・Uは、浦和レッズに在籍していた鈴木彩艶(現・シント=トロイデンVV)にもオファーを出していただけに、その後も日本人の若手タレントに着目しているのは間違いない。果たして、赤い悪魔が鈴木唯人に手を伸ばすのだろうか!?

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