J復帰は!?ポステコグルーがフリーに。ショーン・ダイチ、フォレストと口頭合意
アンジェ・ポステコグルー 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「時間を与えられれば、必ずタイトルはもたらす」という自負はあるが――。
イングランド・プレミアリーグのノッティンガム・フォレストFCが10月21日までに、元エバートンFC監督のショーン・ダイチ氏(Sean Dyche)の新指揮官就任へ口頭合意に至った。
すでに移籍マーケットの終了していた9月9日、クラブ批判をしていたヌーノ・エスピーリト・サント氏の解任に伴い、アンジェ・ポステコグルー氏(Angelos Postecoglou)がフォレストの新監督に就任した。ところが大きく異なるスタイルに対する不安が的中してしまい、一向に結果を残せず。10月17日のチェルシーFC戦で敗れると、直後に今季二人目の監督解任が発表された。
そして日本時間21日、昨年1月までエバートンを率いた54歳のダイチ氏と「口頭合意」に至った。エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2648万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は、「ショーン・ダイチがノッティンガム・フォレストと2027年6月までの契約にサインする予定だ。元エバートン指揮官とクラブは口頭合意に至り、プレミアリーグ復帰の準備は整った」と伝えている。
一方のポステコグルー氏は、昨季トッテナム・ホットスパーFCでヨーロッパリーグ(EL)制覇を果たしながらもリーグ戦で残留争いをするなど低迷し契約解除に。今回フォレストでも結果を残せず。横浜F・マリノス、セルティックFC、そしてトッテナムと、「時間を与えられれば、必ずタイトルをもたらしてきた」と必ず優勝してきた自負はある。
その”頑固一徹”なスタイルが時代に合わなくなりつつあるとも言われる。とはいえ、それがアンジェの魅力でもある。
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改めてそのキャリアの自信を取り戻すため、Jリーグ復帰もあり得るのか!? 可能性は決してゼロではない。




