【なでしこ】新キャプテン長谷川唯がイタリア代表から鮮やかなループでイコライザー!
新キャプテン長谷川唯が見事なループでイタリア代表から同点弾! 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
清水梨紗が途中出場で日本女子代表復帰を果たす。
[親善試合]日本 – イタリア/2025年10月24日25:15/スタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャ
なでしこジャパン(日本女子代表)がヨーロッパ遠征のイタリア女子代表との一戦、後半に先制されたものの、ニルス・ニールセン監督のもと新キャプテンに就任した長谷川唯のループによるゴールで追い付いてみせた。試合は1-1で引き分けた。
最新のFIFAランキングは日本8位、イタリア12位。いずれも2027年のブラジル女子ワールドカップ(女子W杯)予選を控えての強化試合に臨んだ。
スコアレスで折り返した後半、日本は松窪真心に代えて谷川萌々子を投入。一方、ホームのイタリアは運動量を増やしてゴールへ迫る。
すると52分、古賀塔子と熊谷紗希のセンターバックコンビのところで起点を作られてしまい、イタリアにヒールパスを連続して通されて崩され、先制点を与えてしまう。
日本は61分、清家貴子に代わり浜野まいかが交代出場。右サイドからの攻撃を活性化した。
すると64分、宮澤ひなたの縦パスから、背後を突いた長谷川が抜け出して、GKの位置を見切って見事なループ弾でイコライザー(同点ゴール)を決めた。これが長谷川にとって、通算21ゴール目に。
そのあとパリ五輪で十字靭帯損傷を負った清水梨紗がニルス体制で初めてピッチに立った。そこからは日本が優位に試合を進めたものの、決勝点を決め切れなかった。
欧州遠征2連戦の初戦は1-1のドローに終わった。
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日本は次戦10月28日26時(=29日2時)から、ノルウェー女子代表とスペインのエスタディオ・ムニシパル・デ・ラ・リネアで対戦する。




